野球解説者として多くのメディアに出演している野村克也氏。
現役時代は南海ホークスのキャッチャーとしてチームを牽引し、打者としても戦後初の三冠王を獲得する等、名選手として名を馳せました。
そんな野村氏ですが、現在はどのような生活を送っているのでしょうか?ご紹介していきたいと思います。
※2020年2月11野村克也氏は他界しました。死因の項目を追加しました。
野村克也(ノムさん) プロフィール(経歴,成績)
出典:https://www.asahi.com/articles/ASM7D3131M7DUTQP00B.html
名前:野村克也(読み:のむらかつや)
出身地:京都府京丹後市
生年月日:1935年6月29日
身長:175キロ
体重:85キロ
投打:右投右打
経歴:京都府峰山高校-南海ホークス-ロッテオリオンズ-西武ライオンズ
野村克也氏は元プロ野球選手で、現在は野球解説者として活動されています。
幼少期は非常に貧しい生活を強いられており、小学校1年生の頃から兄とともに新聞配達などのアルバイトを行うなどして何とか生活をしていました。
そんな生活から脱却したいという思いの強かった野村氏は、将来は歌手や俳優になることを目指してたのですが、当時プロ野球の大スターであった赤バットの川上哲治氏、青バットの大下弘氏への憧れや、出身地にほど近い兵庫県にて名を馳せていた大友工投手の影響もあり、次第に野球選手を志すようになります。
中学2年生で野球部に入ると、即座に4番・捕手に抜擢され3年生の時には奥丹後地方予選で優勝します。
その後、京都府峰山高校に進学しましたが、目立った成績は残せませんでした。しかし、顧問がプロ球団の監督に手当たり次第に推薦状を送り、南海監督・鶴岡氏だけが返事をくれ、何と南海に契約金0のテスト生として入団しました。
元々能力が高い状態で入団したわけではなかった野村氏でしたが、相当な努力と配球を読む勉強を積み重ね、徐々にプロのレベルに達し、その後、8年連続本塁打王、1965年には戦後初の三冠王にも輝きました。
その後の現役時代の活躍は情報過多の為、割愛しますが、引退後は指導者の道を歩み、「野村ID野球」と形容されたその指導論は、多くの選手に影響を与え、かつてヤクルトの正捕手として活躍した古田敦也氏もその影響を受けて成長していきました。
監督業を離れてからは、野球解説者として『ぼやき解説』という名で厳しい解説をする姿を多く見られます。
野村克也 車椅子の理由は?
出典:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/11/21/gazo/20181121s00001173043000p.html
歯に着せぬ言動で、現在のプロ野球界に対して苦言を呈したり、選手への叱咤激励も多く見られる野村氏ですが、妻・沙知代さん(享年85)が旅立たれてからは、少し元気が無くなっている印象があります。
そして最近も、車椅子での生活が多くなっているようで、少し心配ですね。
車椅子の理由は、足腰に衰えが見られ、移動の際に体への負担が大きいということで、使用されているそうです。
野村克也 現在の体調や病気は?
出典:https://toyokeizai.net/articles/-/178411
奥さんが旅立ち、メンタル的にも辛く、最近は車椅子での生活が多く、元気があまりありません。
野村氏は2010年に引き起こした解離性大動脈瘤、2014年に再発という大病を患った経験があります。しかしそれ以降は、妻・沙知代さんの献身的な支えのお陰で大きな病気にはなっていません。
最近は体調が悪く見えますが、単純に年相応の衰えがきているのでしょうね。
野村克也 老衰、そして老化
出典:https://full-count.jp/2019/07/11/post437249/
現在85歳という高齢となり、メディアで姿を見るとそれなりに老衰していますね。
先日行われたヤクルト球団創立50周年を記念したOB戦『スワローズドリームゲーム』でも、真中満氏、古田敦也氏、川崎憲次郎氏に支えられ、打席へ向かったのですが、1人での歩行は難しく、支えがないと厳しいようでした。
身体の衰えはあるものの、TV番組での野球解説では、選手や采配に対して、数多く物申しています。
野球を見る目は衰えておらず、まだまだ解説者としての力は衰え知らずといった感じですね!
野村克也の死因は虚血性心不全…サッチー夫人と同じ死因
2020年2月11日に野村克也監督は夫人サッチーこと野村沙知代さんの待つ天国へ旅立ちました。
死因は虚血性心不全
くしくも夫人である沙知代さんと同じ死因となりました。
個人的にはまだノムさんのぼやきは見たかったので、残念でなりません…。
野村克也 酒は飲む?
野村氏は、昔から一切お酒を飲みません。
「酒は百薬の長」という言葉もありますが、人によっては不必要と感じる人もいるのでしょう。
野村氏自身も、お酒を飲まなかったからこそ、長く現役生活を過ごせたと証言しており、野村氏には結果的に良かったのでしょうね。
まだまだ野球界へ多くの恩があり、これからも多くの影響を与えていくであろう野村氏。長生きしていつまでも元気でいてほしいですね!