2016年度、読売ジャイアンツ育成5位の松原聖弥選手。
全国区の選手ではないが、先日TBSで放送された「バースデイ」という番組で特集を組まれた若手注目株の選手である。
そんな松原選手がどのような選手なのか紹介していこう。
松原聖弥 プロフィール(経歴、成績)
生年月日:1995年1月26日
出身地:大阪府大阪市
身長:173センチ
体重:73キロ
経歴:仙台育英高-明星大学-読売ジャイアンツ
大阪府大阪市出身、現在23歳の松原選手は、小学校時代から地元のボーイズリーグで硬式野球を始め、中学では大東畷ボーイズに所属。
松原選手を紹介する上で、お伝えしたいのは、彼は決して野球エリートではないということだ。
高校は東北の強豪校である仙台育英高校に進学。
1年の秋大会から二塁手のレギュラーとして試合に出始めるが、その後は出場機会に恵まれず、自身最後の大会となる3年生の夏の大会ではベンチ入りも果たせなかった。
ここまでお伝えした通り、彼は中学高校と補欠だった。
そんな彼が才能を開花させてのは、大学進学後である。
首都大学リーグ二部にある明星大学に進学し、大学からは外野手に転向すると、俊足強打でこれまで発揮されなかった潜在能力を遺憾なく発揮し、2年から5期連続でベストナインを獲得したダイヤの原石となるのだ。
高校から大学へ進学する際、自身と同じ境遇でもプロに行った選手を知り、腐らずにプロを目指した結果、大学で大活躍し、2016年に読売ジャイアンツの育成5位で指名を受けた。
そして育成契約後の2018年夏に支配下登録を勝ち取り、現在1軍デビューに向けて奮闘している雑草魂を持つ選手だ。
松原聖弥 打力と守備力について
松原選手の魅力といえば、まずは守備力である。
50メートル5.8秒、ベースランニング13秒台(※元巨人鈴木尚広氏も13秒台)という驚異的な脚力を備えており、守備範囲はとてつもなく広く、肩も強いので外野手としての資質は充分にある。
この脚力を鍛え上げたのは高校時代、彼が引退後、陸上部に期間限定で転部し、毎日10キロ以上も走り続けた結果であろう。
打力に関しては、当時の川相三軍監督から『バットコントロールの良さ』を見出され、3軍で100試合に出場し、打率3割を超え、二軍でもレギュラーを獲得したのだ。
しかし、まだまだ気持ちの面で弱い部分が多くあるのが弱点なので、メンタル面も強くなれば更にバッティング力も向上するだろう。
松原聖弥 兄弟は芸人・松原侑潔
引用元:太田プロダクション
実は松原選手の兄がお笑い芸人をやっているのはご存知だろうか?
兄、松原侑潔氏(写真右)は「ロングアイランド」というお笑いコンビを組んでおり、最近では日本テレビ系列「ぐるぐるナインティナイン」の若手芸人の登竜門的な企画として有名な「おもしろ荘」にも出演している若手注目コンビだ。
兄弟揃って有名になることが目標らしく、これからそれぞれの道で活躍してくれることを祈りたい。
ちなみに松原選手の弟である涼雄氏は現在ラーメン店開業に向けて修行中とのこと。
3兄弟がそれぞれ違った業界でトップを目指している様子を見ると、全員応援したくなるだろう。
松原聖弥 父は社長・松原秀樹!会社名は?
兄弟との関係も不思議だが、父親とも不思議な関係で結ばれている。
松原選手の父親は「SPinno」(スピーノ)という販売型クラウドサービスの会社を経営している社長なのです!
【オフィシャルHP】http://www.spinno.co.jp
父親が社長ということで、子供達は甘やかさせて育ったのかと思うが、父・秀樹氏は、子供達に、
「会社は継がせない。自分の道で俺を超えろ。」
という言葉を授けています。
それぞれのやりたい道で、父親を超えてみろといういわば叱咤激励のようなメッセージを息子たちに伝えており、この言葉を胸を各自違った業界で頂点を目指しているようなのである。
松原聖弥 彼女や結婚予定は?
支配下登録と果たしたばかりの松原選手に彼女をいるのか?
現段階では特に彼女がいる情報は無いが、これから2軍で自らを鍛え、1軍デビューを果たせして全国区になれば、彼女の情報も出てくるかもしれないので、それまでは温かく見守っていよう。
松原聖弥 年俸や契約金
松原選手は2016年に育成契約を結び、この時が年俸290万円。
そして2018年に支配下登録を果たすと、年俸が420万までアップしたのだ。
まだまだこれから活躍すれば、年俸アップは間違いなく、1億円プレーヤーも夢ではないだろいう。
先日の日本シリーズでソフトバンクホークスが日本一を決めたが、このシリーズのMVPは育成出身の甲斐拓也選手が獲得し、育成初のMVPとなった。
『育成の星』になるため、甲斐選手同様に松原選手も努力を重ね、球界を代表する選手になることを期待してこれからも応援していこうと思う。