プロ野球で毎年話題となるのがFAによる移籍。
各球団のスタメン選手が、自らの希望でどの球団に移籍するのか、はたまた現在の球団に骨を埋め、チーム愛を貫くのか。
オフシーズンの名物ともなっています。
今年のFA権取得選手の中で、注目を浴びているのが、千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手。
2010年の衝撃的デビューから、幾度となく怪我に泣かされ、10年目にしてようやくFA権を取得しました。
荻野貴司選手は人的補償や金銭補償が発生しないCランク選手である見込みから、各球団から注目されています。
怪我に泣かされながら、ようやく取得したFA権。
荻野貴司選手は行使し、移籍をするのか、それともここまで面倒を見てくれた千葉ロッテマリーンズに残留するのか。
今からその動向が注目されますが、今回はそんな荻野貴司選手について紹介していこうと思います。
荻野貴司選手のプロフィール・経歴・成績について
引用元:千葉ロッテマリーンズ
荻野貴司選手は、1985年10月21日生まれの33歳(2019年7月現在)。
身長172cm、体重75kgの選手です。
奈良県出身で、小学校中学校と地元奈良で過ごしてきました。
高校は地元の強豪・郡山高校に進学し、高校時代は、2年の夏の大会からレギュラーとして活躍。
3年生の時には夏の奈良大会で準優勝となりましたが、甲子園出場の夢は叶いませんでした。
高校卒業後は関西学院大学に進学し、1年生の秋のリーグ戦からショートのレギュラーとして出場。
4年生の春のリーグ戦では17盗塁を記録し、持ち前の俊足をアピールしました。
最終的には、関西学生野球連盟のベストナイン賞を5度も受賞しました。
大学卒業もプロからの声はかからないまま、社会人野球へと進みました。
大学卒業後は、トヨタ自動車に入社しました。
入社と同時に外野手へ転向すると、1年目から打率.409を残し、社会人ベストナインを受賞。
その後、左膝の半月板を炒めるも、都市対抗野球で活躍したことがプロ野球のスカウトからも注目を浴びる存在となりました。
そして2009年のドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズから1位指名を受け、入団。
入団後は、キャンプからオープン戦にかけて、類まれなる俊足ぶりを首脳陣にアピールしました。
結果、2010年の開幕戦にルーキーながら開幕スタメンで出場。
開幕直後には平凡なショートゴロも内野安打にしてしまうほどの超俊足を発揮し、46試合で25盗塁を記録。
ルーキーイヤーの走塁集はYouTubeでも多くの再生数となっています。
しかし、5月には二塁への盗塁を試みた際に、スライディングで右膝の半月板を損傷。
全治2ヶ月の大怪我となったことで同年中の復帰とはならず、確実とも言われた新人王も逃す結果となりました。
そのシーズンオフ、ショートのレギュラーであった西岡剛のメジャー移籍によって、
2011年シーズンから大学時代に守っていたショートのポジションへコンバートされることになりました。
2011年シーズン開幕は内野手として出場することとなりましたが、5月に再び右膝を負傷。
すぐに手術を受けることとなり、このシーズンも5月途中までの出場でシーズンを終えました。
2012年シーズンは再び外野手としての出発となり、シーズン序盤までは右膝の完治に専念。
6月に一軍復帰を果たすと、8月に不調で二軍での再調整があったものの、プロ入り後初めてシーズン終了までプレーをすることができました。
2013年は腰痛を発症。
しかし、5月に復帰をすると、安定した成績を残し、自己最多となる102試合に出場。
盗塁数も26個とし、自己キャリアハイの成績を残しました。
2014年は、6月に左肩の関節を骨折。
2シーズンぶりにシーズン中での怪我を発症し、残りのシーズンの出場はできませんでした。
2015年から2016年シーズンは、小さな負傷や不調などがあり、登録抹消される時期があるシーズンとなりました。
2017年は1開幕から初めて1年間怪我のないシーズンとなり、安打、本塁打、盗塁で自己最多の成績を残しました。
この年から「怪我がゼロになるように」との思いで背番号を0にした荻野貴司選手ですが、早速その願いどおりのシーズンとなりました。
2018年は、開幕から好調をキープし、自身初のオールスターに選出されるほどの成績を残していましたが、
そのオールスター直前に右手に死球を受け、骨折。戦線離脱・オールスター出場もかなわぬ夢となってしまいました。
2019年シーズンは、不調から開幕スタメンを逃すものの、すぐに復調。
交流戦では最多安打を記録するなど、調子がどんどん上向きになり、7月6日時点では首位打者に躍り出るほどの活躍となっています。
そして昨年の雪辱を果たすべく、2019年シーズンもオールスターに選出されています。
荻野貴司選手は結婚している?嫁はあきえ?
引用元:ベースボールチャンネル
千葉ロッテマリーンズのイケメン投票ランキングでは、毎年のように1位を獲得し、殿堂入りを果たした荻野貴司選手。
その筋肉ムキムキな身体も魅力的ではありますが、そんな女性ファンの多い荻野貴司選手は結婚しているのでしょうか。
調べたところ、荻野貴司選手は2014年、29歳の時に結婚をしていたそうです。
お相手は東京都出身の一般人の方だそうで、なんでも当時のチームメイトであった塀内久雄からの紹介で出会ったそうです。
奥さんのお名前が「あきえ」との噂も出ていますが、詳しい情報はありませんでした。
荻野貴司選手の奥さんは、アスリート・フードマイスターの資格を持っているとのことで、
身体が資本のプロ野球選手、そして怪我の多かった荻野貴司選手にとっては、食生活から身体を整えてほしいですね。
荻野貴司選手は筋肉隆々でマッチョ?
スポンサーリンク引用元:千葉ロッテマリーンズ 山武後援会
荻野貴司選手はなんととても筋肉が隆々であることで知られています。
千葉ロッテマリーンズのYoutube公式チャンネルにも、度々荻野貴司選手が登場していますが、、
そこで映る姿が筋肉隆々であると話題になっています。そして、千葉ロッテマリーンズの公式インスタグラムでも、荻野貴司選手の筋肉を紹介しています。
改めて、ほんとにすごい筋肉ですよね。
噂によると、荻野貴司選手の体脂肪率は一桁。そりゃこれだけの身体であれば、不思議ではないですよね。
筋肉がありすぎるのも怪我につながりやすいとも言われているため、怪我をしない程度に鍛えてほしいですね。
荻野貴司選手のバットについて
引用元:ベースボールチャンネル
2019年シーズン開幕頃、実は荻野貴司選手が使用するバットが話題となっていました。
話題となっていたのが、そのバットの「長さ」。
荻野貴司選手が2019年シーズン開幕前までに使用していたバットの長さが、なんと76cmのバット。これは少年野球で使用するバットよりも短い長さです。
荻野貴司選手いわく「昨年までは85cmのバットを短く持っていたが、グリップエンドの感覚が欲しかった」ため、
85cmのバットを短く持つのではなく、76cmのバットを長く持つことを選びました。この76cmのバットをキャンプ前の自主トレから使用するものの、感覚が合わず。
オープン戦途中には76cmから78cmに変更しましたが、これでも感覚が合わず。結果、シーズン開幕頃には昨年まで使用していた85cmに戻したようです。
スポンサーリンクこの判断が、現在の好調につながっているようですので、この判断が遅れていたら、ここまでの荻野貴司選手の活躍はなかった可能性があります。
プロ野球選手は、我々が想像する以上にいろいろ試行錯誤しています。
バットひとつでここまで結果が違うわけですから、このバット変更の判断が送れなくてよかったです。荻野貴司選手の2019年の年俸とこれまでの年俸推移は?
引用元:野球バカ
試合に出られれば、ほとんど活躍できる。しかし、怪我が多い。
そんな評価となっている荻野貴司選手ですが、年俸推移はどのようになっているのでしょうか。
年 年俸(推定) 2010年 1,500万円 2011年 2,500万円 2012年 2,250万円 2013年 2,150万円 2014年 3,000万円 2015年 2,730万円 2016年 3,280万円 2017年 3,280万円 2018年 3,800万円 2019年 4,500万円 やはり怪我が多い選手なだけに、評価が非常に難しいようです。
プロ入り数年はホントに怪我が多かったので、年俸は減俸傾向でしたが、近年は怪我も少なくなってきたので、上昇してきたようです。気になる荻野貴司選手のFAランクはCランクと予想されています。
つまり、荻野貴司選手がFA宣言によって移籍を希望した場合、移籍先球団は、現所属球団に補償を支払うことなく獲得ができます。千葉ロッテマリーンズも今シーズンのこれまでの成績であれば、倍増以上の金額を提示する可能性があるので、荻野貴司選手の今オフの動向に注目ですね!
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