本日は2020年に国内FA権を獲得した広島カープ・田中広輔選手のFAの移籍先についての触れてみました。
残留の可能性や、巨人やロッテ、日ハム等のパリーグ移籍の可能性についても触れていますので、ご覧ください。
セリーグを代表する遊撃手の移籍先はいかに!
田中広輔(広島カープ)の出身地・経歴・成績等プロフィール
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引用元:週刊ベースボール
プロフィール
- 出身地 神奈川県厚木市
- 生年月日 1989年7月3日
- 身長 171cm
- 体重 84kg
選手経歴
- 東海大学付属相模高等学校
- 東海大学
- JR東日本
- 広島東洋カープ (2014年~)
通算成績(2019年まで)
- 試合数:777
- 打率:.266
- 本塁打:51
- 打点:265
- 盗塁:119
ということで改めて広島カープ・田中広輔選手のプロフィールがコチラ。
田中広輔選手と言えばやはり2016年~2018年カープV3の黄金時代を支えた選手ですねー
当時は田中広輔選手、菊池涼介、丸佳浩選手の打順に合わせてタナキクマルという愛称があたのを今でも強く覚えています。
それというのも私自身が巨人ファンだったのでとても嫌な思い出として残っていますが笑
正直、マツダスタジアムでカープ戦やる時は勝てる気がしなかったです。私のような気持ちの巨人ファンも多いのではないでしょうか(^^;
しかし近年は少しスランプ気味で、2019年は特に不調が長く8番を打ったり連続試合出場が途切れたりと田中広輔選手にとっては散々な年でしたね…。
ルーキー小園選手がいい活躍をしたのもありましたが、田中広輔選手にとっては散々な1年だったと思います。
田中広輔はFA行使せず残留の可能性が高い
そんな田中広輔選手ですが、2020年に国内FA権を習得しました。
広島カープを優勝に導いた実績のあるショートということで、ショートが手数なチームが結構あり獲得に動きそうな感じですが基本線は広島カープ残留の可能性が高いと言えます。
というのも2019年の不調と2020年も去年のようなどん底な状態ではなく試合にも出ていますが、打率.237で得点圏打率に至っては.162と勝負強さが見えず。
さらに失策も10記録しているということで、守備にも制裁を書いています。
田中広輔選手は31歳とまだまだ老け込む年齢ではないんですが、やはりショートというポジションは負担が大きいので劣化も早い…という印象ですね。
FA習得した年に活躍することを他球団にアピールできるため野球ファンの間では「就活」なんて言われますが、田中広輔選手はイマイチ就活ができていない感じがするのでそのまま残留という線が濃厚かと思います。
田中広輔FA移籍先候補
田中広輔選手のFA移籍先についてですが、候補についてあげていきたいと思います。
これはあくまで私の予想ですので、その辺はご了承の上でご覧ください(^^;
読売ジャイアンツ
やはりFAというこの球団…巨人ですね。
「巨人には坂本勇人がいるからないしょ」
という考えもある人もいるかもしれませんが、坂本勇人選手も今年の12月で32歳を迎えます。
坂本勇人選手のショートの守備は非常に魅力的ですが、やはり長く活躍するためにショートというポジションはキツイかと思います。
ということで、守備面での負担の少ないサードにコンバートし
三塁 坂本勇人
遊撃 田中広輔
一塁 岡本和真
という感じにすればサードの負担も少なくなると思います。
戦力的な面ももちろんですが、坂本勇人選手と言えば巨人で一番の人気選手と言っても過言ではありません。
1年でも長く現役をやってもらえればグッズ面での売り上げ等の貢献も大きいですからね。
田中広輔選手といえばドラフト時に巨人の誘いを断り入団拒否を伝えたということがありますがこれはショート1本でプロで勝負したかったため。
巨人側が遊撃手でのレギュラーを確約すればFAで巨人への移籍の可能性もあるでしょう。
弟の田中俊太選手との夢の兄弟二遊間も見れますしね(^^
…ただこんなことを書いていてなんですが、個人的には坂本勇人選手はやはりショートで出続けてほしいというのがありますね笑
千葉ロッテマリーンズ
そして個人的な候補として考えられるのが、千葉ロッテマリーンズです。
ロッテはショートに関して藤岡祐大選手が2018年のルーキー時代からほぼスタメンで出ていますが、成績的には
2018年が打率.230、出塁率.305、OPS.599
2019年が.264、出塁率.306、OPS.658
とちょっと物足りない感じになっています。守備に関しては及第点ですが、ファン的にもっと打ってほしいと思う気持ちがありますね。
2015年のドラフト会議で獲得した大型高校遊撃手平沢大河選手も2020年は二軍漬けで一軍に呼ばれる気配はありません。
ロッテといえば一昔前まであまり戦力補強はせず、シーズンオフに新外国人の獲得か戦力外選手の獲得ぐらいしかニュースがなかったですね。
しかし近年は美馬選手や福田秀平選手のFA戦士の獲得や格差トレードで話題となった香月選手とのトレードで澤村選手を獲得する等補強にも力を入れています。
ですので、今ロッテのウイークポイントとなっているショートを補強するという意味では獲得に動く可能性がありそうですね。
ただ田中広輔選手はBランクのためロッテ的には若くて有望な選手が多くプロテクトリスト作成が難しいとも聞きますし…。
近年ロッテは2018年ドラフトで藤原恭大選手、2019年には佐々木朗希選手とくじで当たりひいてますからね。
このプロテクトリストとの兼ね合いによるところもあります。
北海道日本ハムファイターズ
最後に私が予想するのが北海道日本ハムファイターズです。
なぜ日ハムの可能性があるかというとこちらもショートが補強ポイントとなっているからですね。
近年日ハムのショートといえば中島卓也選手がスタメンでしたが、近年は打撃が低迷。2019年は打率.220で2020年も打率.194(9/29現在)とちょっと物足りない感じになっています。
また26歳という若い石井一成選手もいますが、今シーズンは致命的なところでものエラーが多く、ファンのストレスとなっています。
DAZNで昨日の試合を観ましたが、また日ハムのやらかしトリオ(清水優心・石井一成・清宮幸太郎)のエラー絡みで逆転負けでしたね!全力で負けにいってる感が凄い!特に9回表2アウトからの同点悪送球は思わず脱糞しそうでした!
— くろしろさん🎀 (@96_46_3) September 20, 2020
今シーズン日本ハムは87試合で57失策とこちらはワースト1位の数字。
ゴールデングラブ賞の受賞経歴もある田中広輔選手の獲得も十分ありえるのではないでしょうか。
田中広輔FAまとめ
ということで田中広輔選手のFAについてまとめると下記のようになります。
- 基本線はカープ残留濃厚
- 遊撃手レギュラー確約ならジャイアンツ移籍も
- 遊撃手の層が薄いチーム(ロッテ・日本ハム)が獲得に動く可能性も
ということで、基本は残留が濃厚ですが、獲得に動くチームがあれば移籍の可能性もあるかなというのが私の予想ですね。
何はともあれ田中広輔選手はリーグを代表する遊撃手。近年は不調ですが、まだ31歳と老け込む年齢ではないのでこのFA権習得を機会に見事に復活してほしいですね!