皆さんは、ウィッフルボールという競技をご存知でしょうか?
アメリカを中心に広がっているマイナースポーツの一種で、近年競技人口が増えています。
そこで今回は、ウィッフルボールについてご紹介していこうと思います。
ウィッフルボールとは?
出典:https://www.amazon.co.jp/ウィッフルボール-バットとボール2個付き-WIFFLE-ball-並行輸入品/dp/B07B9KXRGZ
ウィッフルボールとは、1953年、アメリカに住むデビッド・N・ムラニーによって考案された野球を原型とするスポーツの一つです。
元々、スペースの限られた自宅の庭で、「息子と手軽且つ安全に野球をするにはどうすればよいか?」という着想から生まれ、現在は米国を中心にレジャースポーツとして愛好されています。
日本でも近年利用者が増えており、日本ウィッフルボール協会が大会を開催しているそうです。
簡潔に説明すると、普通の野球ボールよりも軽く穴の開いたボールと、細くて軽いプラスチック製のバットを使って遊ぶ野球ゲームといったイメージです。
https://twitter.com/wiffleball_2018/status/1076069813041184773
ウィッフルボールの公式ルールは?
ウィッフルボールの公式ルールの大枠は以下の通りとなっています。
プレーヤーの最小の人数は2人です。 ピッチャーとバッターがいればゲームは成立します。正式には1チーム5人で、対戦相手を含めて10人でゲームをおこないます。
守備側はピッチャー、SINGLE AREA、DOUBLE AREA、TRIPLE AREA、HOME RUN AREAに各1名(計5人)。野手は自分のエリア以外では守ってはいけないルールです。
攻撃側の打順は、1番ピッチャー、2番SINGLE AREA、3番DOUBLE AREA、4番TRIPLE AREA、5番HOME RUN AREAの選手と決まっています。1回3アウトの9回まで。
【アウトの場合】●アウトは空振り三振。●ファウルライン、フェアラインでフライで取った場合。●打ったゴロのボールを直接フェアライン上で取った場合(エラーはヒット)。【ヒットの場合】●打ったら野球と違い、走る必要はないです。
●フライを打ってピッチャーのシングルエリア(SINGLE AREA)で落ちた場合はシングルヒット●フライを打ってダブルエリア(DOUBLE AREA)で落ちた場合はツーベースヒット
●フライを打ってトリプルエリア(TRIPLE AREA)で落ちた場合はスリーベースヒット
●フライを打ってホームランエリア(HOME RUN AREA)で落ちた場合はホームラン
【ストライクとボールの判定】●野手の代わりにストライク板を置いて、その板にノーバウンドで当たったらストライク。
●ワンバウンドで当たったり、当たらなかったらボール。●4回ボールになったらフォアボールとなりシングルヒットと同じ扱い。
ウィッフルボール Kゾーンはストライクゾーン?
出典:http://page.mixi.jp/view_page_feed_entry.pl?page_id=278486&feed_id=22923751
ウィッフルボールの中で、「Kゾーン」という言葉があります。
これは、野球でいう「ストライクゾーン」のことを指し、Kゾーンがあるとネットに当たったかどうかでストライクボールの判断できるので、公正な判定が可能となり、審判が不要となります。
さらに、キャッチャーも不要となるので、少人数での試合が可能になります。
ウィッフルボール バットの長さは?
ウィッフルボールのバットはプラスチック製がほとんどで、全長は最大79㎝となっています。重量は野球におけるそれよりも軽く、細いため、誰でも使いやすいのが特徴です。
ウィッフルボール バットの代用は?
ウィッフルボールの正規バットも存在するのですが、中々手に入らない人は100円ショップに売っているプラスチック製バットで代用する人も多いそうです。
ちなみに株式会社エストという会社では、日本におけるウィッフルボールの正規販売代理店として器具の販売を行っており、実際に商品を買うことができます。
出典:http://wiffleball.buyshop.jp
上記は実際に販売されている商品で、値段は2000円程度となっています。しかし、現在この正規店ではバットは売り切れており、手にすることはできません。
そういった中で、100円ショップで販売しているバットを買うことによって代用されているそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=OnvkK_3Dkpc