巨人育成2年目にして、先日支配下登録を掴んだイスラエル・モタ選手。
今年のキャンプから阿部二軍監督に直接指導を受け飛躍的に成長し、1軍帯同するとすぐさま結果を残し、首脳陣の信頼を勝ち取りました。
支配下登録記者会見での微笑ましい姿に加え、家族からのサプライズメッセージで号泣してしまう可愛い一面もあるモタ選手。選手としての能力(守備力、走力)はどれくらいのレベルなのか?様々な視点で調査していきたいと思います!
イスラエル・モタ(巨人/読売ジャイアンツ) プロフィール(成績,経歴,出身地)
出典:https://www.giants.jp/G/player/prof_27373.html
名前:イスラエル・モタ
出身地:ドミニカ共和国
生年月日:1996年1月3日
身長:188センチ
体重:98キロ
投打:右投右打
経歴:ワシントン・ナショナルズ(マイナー)-読売ジャイアンツ
2013年から4年間ワシントン・ナショナルズのマイナーでプレーしたモタ選手。
2017年にドミニカで開催された読売ジャイアンツのトライアウトを受験しましたが、不合格となりました。しかし、日本でプレーすることを諦めず、1年の浪人生活を送ります。
翌年、読売ジャイアンツのトライアウトを再受験し、見事合格。巨人と育成契約を結び入団を果たしました。
2019年、育成1年目で主に三軍と二軍でプレーし、二軍での成績が22試合に出場し、打率313、1本塁打、6打点でシーズンを終え、2020年、新任の阿部慎之助二軍監督から徹底的な指導で打力を開花させると、春季キャンプでは実戦11試合で打率・341、1本塁打、9打点を記録。
そしてこの活躍が認められ、球団が支配下登録が承認。背番号44としてプロの第一歩を進み始めました。
モタ 家族(父親,母親)について
会見中、ドミニカに住む家族からのビデオメッセージが流され、号泣の #モタ 選手。家族の絆が伝わってきました。#巨人 #giants #ジャイアンツ pic.twitter.com/gpsN9Kob0T
— 巨人情報@サンスポ (@sanspo_giants) February 28, 2020
支配下登録を掴んだ当日、モタ選手は記者会見を行いました。
この記者会見において、球団から本人へ1つのサプライズがありました。それは母国であるドミニカ共和国の両親からの映像メッセージでした。
内容は以下の通りです。
このサプライズにモタ選手は号泣。Tシャツで顔を覆い、両手で涙をぬぐって日本語で「ヤバイ」と声を漏らしたのでした。
これまでの苦労、親への感謝、様々な感情が溢れ堪えきれなかたのでしょう。ここでやっとスタートラインに立ったモタ選手。これからが本当の勝負ですね!
モタ 会見で号泣
出典:https://news.livedoor.com/article/detail/17890266/
前述した通り、記者会見での両親からのサプライズメッセージに号泣してしまったモタ選手。
支配下登録が決まった翌日、モタ選手は母と以下のような会話をしました。
「昨日球場を出たときに(母に)伝えたんですけど、2人で大泣きしました。簡単ではない夢を追ってる中で、家族の思いを背負ってやってきた。それを達成できて満足しています」
スポンサーリンク家族と喜びを分かち合い、そして本人は「日本の野球の歴史の外国人選手の中で一番になる」と活躍を誓い、日本球界歴代NO.1の外国人を目指すべく、孤軍奮闘しているようです。
モタ 守備力と走力は?
出典:https://baseballking.jp/ns/220173
キャンプで持ち前の打撃力を発揮し、少し荒削りではあるもののホームランを打てるパワーが魅力でもあるモタ選手。
では守備力と走力はレベルはどれくらいなのでしょうか?
外野ノックを見る限り肩力は高いと評され、スローイングも良いのですが、キャッチング能力に関しては少し低いとも言われています。特に内野(ファースト)での守備練習ではボールを上手くキャッチング出来ていない場面が多かったので、守備は今まで以上に練習が必要かもしれませんね。
走力は近年の外国人選手の中では早い部類の選手です。次の塁を狙う積極性も持ち合わせているので、走力も守備同様に伸び代はあるでしょうね。
モタ 2020年の年俸
出典:https://dubai.keizai.biz/gpnews/810301/
今年飛躍が期待される彼ですが、2018年に育成選手契約を結んだ際、年俸は226万円と育成選手として相場の金額で契約を結びました。
そして今年、支配下登録を掴んだモタ選手ですが、年俸は推定550万円と報道がありました。
まだスタートラインに立ったばかりですが、これからの活躍次第では1億円プレーヤーも夢ではありません。
一時は金満球団と揶揄され、他球団のスラッガーやエース、外国人選手を補強してきた巨人ですが、近年は若手や生え抜きを育てる傾向にある巨人は、この育成が成功すれば新たな黄金時代が来るかもしれませんね!