阪神タイガース

マルテ(阪神)年俸,評価は?守備力や走力,大谷翔平との関係についても調査!!

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昨シーズン、実に17年振りのリーグ最下位に沈んだ、阪神タイガース。
その最大の要因とも言えるのが、打線の破壊力不足でした。

昨年、3億超の年俸で入団した助っ人、ロサリオ選手は、打率.242、8本塁打、40打点に終わり、打線の核としては期待はずれの成績となってしまいました。

近年では、マートン、ゴメスといった選手が一定の成績を残すものの、助っ人外国人野手が期待はずれの成績で終わってしまうことが多い阪神タイガースですが、2019年も助っ人外国人野手を獲得しました。

今回獲得した新助っ人外国人野手とは、メジャーリーグ通算30本塁打の実績を誇る、ジェフリー。マルテ内野手です。

昨年在籍したロサリオほどのメジャーリーグの実績ではありませんが、逆を言うと、メジャーリーグでの輝かしい実績がそのまま日本球界での活躍を保証するものではない、ということもロサリオが教えてくれました。

では、果たしてジェフリー・マルテ選手は阪神タイガースで活躍できるのでしょうか。

今回は、そんなジェフリー・マルテ選手の経についてご紹介します。

ジェフリー・マルテ選手のプロフィール・経歴・成績は?

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引用元:なんJスタジアム

 

ジェフリー・マルテ選手は、1991年6月21日生まれの34歳(2019年1月現在)。
左投左打、身長185cm、体重100kgの選手です。

ドミニカ共和国出身で、2007年にニューヨーク・メッツと契約し、プロ入りを果たしました。

2008年にはルーキーリーグで、打率.325、6本塁打を放つなど好成績を残しました。

その後数年は、マイナーリーグでの生活が続き、中距離ヒッターとしてのまずまずの成績を残していました。

そして、オークランド・アスレチックス、デトロイト・タイガースへと立て続けに移籍をした後、2015年にメジャーリーグデビューを果たしました。
2015年は結果33試合に出場し、打率.213、4本塁打、11打点を挙げました。

2016年には、ロサンゼルス・エンゼルスへと移籍し、メジャーでは88試合に出場して打率.252、15本塁打、44打点を挙げ、レギュラー級の成績を挙げました。

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その後は、メジャーリーグとマイナーリーグを行き来する生活が続き、2018年にはチームメイトでもあった大谷翔平らとの併用により、自己最多のメジャーリーグでの試合出場を果たしました。

そして、2018年12月にNPBの阪神タイガースと契約を結びました。背番号は31。あのミスタータイガースと呼ばれる掛布雅之氏の背番号をつけることとなりました。

マルテ選手の評価・査定・特徴について

 

そんなマルテ選手ですが、これまでの評価や特徴について紹介していきます。

マルテ選手の最大の特徴としては、典型的なプルヒッターであることです。
マルテ選手は右打ちであるのですが、メジャーリーグではなった30本塁打のうち、実に29本が中堅より左翼方向に放ったものであり、右翼方向に放った本塁打はわずか1本だけでした。

しかし、マルテ選手の課題と挙げられてる1つが、打球角度です。
メジャーリーグ時代のデータを見てみると、パワーヒッターに備わっている打球角度がなく、ライナー性の打球が比較的多い選手とのことです。

阪神タイガースはマルテ選手を新しい4番打者として、期待しているようですが、マルテ選手はどちらかと言うと、つなぐ4番打者としての期待をしたほうが良さそうです。
ただし、甲子園には、土地柄特有の「浜風」が吹いています。

甲子園の「浜風」は右翼から左翼方向に吹く風で、右打者としては打球に対して「追い風」になる風となっています。

ましてや、マルテ選手は風の吹く方向である左翼への本塁打が多い打者。
打球速度や打球角度によって、この「浜風」の恩恵を受けられるかどうか、ということにはなりますが、うまく行けば、「浜風」に乗って本塁打を量産する可能性も十分にあると思います。

また、マルテ選手の課題としてもう一つ挙げられているのが、変化球への対応です。
日本へやってくる外国人選手へ共通して挙げられる課題ではありますが、特にマルテ選手に関しては、変化球への対応がイマイチのようです。

メジャーリーグ時代の実績でも、速球に強く、変化球への対応が弱いというデータがあったことから、変化球攻めにあっていたようです。

特に弱いのがスライダーだったそうですが、スライダーというと、昨年在籍していたロサリオ選手も苦しめられた姿が、今でも阪神タイガースファンの脳裏に焼き付いていると思います。

ロサリオ選手の二の舞にならないよう、マルテ選手はこの課題を克服して、浜風に乗せたアーチを多く描いてほしいですね。

マルテ選手の2019年の年俸は?

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引用元:iZa

気になるマルテ選手の2019年の年俸はいくらなのでしょうか。
マルテ選手の年俸は、約1億1,000万円だそうです。

昨年のロサリオ選手の補強失敗もあり、年俸は抑えめになったようです。
しかし、メジャーリーグでの実績もある選手であったことから、年俸は1億円を超える契約となっています。

年齢もまだ27歳ということもあり、長年の契約を勝ち取り、日本球界を代表する助っ人外国人野手の仲間入りを果たしてほしいですね。

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マルテ選手の守備力・走力は?

マルテ選手の守備力や走力はどうなのでしょうか。

まずは守備力。
守備位置はメインが三塁手で、その他、一塁手や遊撃手、左翼の守備も経験があるようです。

まずは三塁の守備動画がこちら。

まさにメジャーリーガーといった守備ですよね。

こちらもマルテ選手の好プレー。
その守備の派手さから豪快な守備をする選手であるようですが、守備力に自信があるほどではないようです。
エラーも少ないわけではないようですし、メジャーリーグでは多くはない人工芝のグランドが多い日本のプロ野球では、守備の適応に関しても、時間がかかるかもしれません。

そして走力。
日本にやってくる選手としては珍しく。55mを6.8秒で走る俊足の持ち主で、メジャーリーグでも毎年のように盗塁を記録しています。

パワーヒッターらしくない特徴ではありますが、走攻守全てにおいて、結果を残す選手となる可能性があるので、その活躍が楽しみですね。

マルテ選手と大谷翔平選手の関係とは?

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引用元:日刊ゲンダイDIGITAL

 

マルテ選手はロサンゼルス・エンゼルス時代に、あの大谷翔平選手とチームメイトでもありました。
2018年には、経歴でもご紹介のように、大谷翔平選手と指名打者として併用して起用されていました。

来日時のインタビューでは、大谷翔平選手から日本の野球について伝授されたことを明かし、組織がしっかりしている野球をする、と伝授されたと明かしています。

本人も3年前から日本球界でのプレーを望んでいたらしく、それ以外にも大谷翔平選手から伝授された部分が多くあると考えられます。
また、大谷翔平選手は、日本球界を打者としても投手としても経験した、まさにマルテ選手からすると、これ以上ない「生きた教科書」。

日米の野球の違いや、日本野球の攻略法が伝授されているかもしれません。

マルテ選手には、阪神ファンの「ロサリオのトラウマ」を払拭し、走攻守全てにおいて、持ち前の全力プレーで阪神ファンを魅了する成績を残してほしいですね。

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