読売ジャイアンツの若手筆頭株の大城卓三選手。
層の厚いジャイアンツにおいて、今シーズン先発出場も多く、パワフルなバッティングでチームの勝利に貢献している大城選手を、この記事ではご紹介していこうと思います。
大城卓三(読売ジャイアンツ) プロフィール(経歴,成績,出身地,高校)
出典:https://www.giants.jp/G/player/prof_27344.html
名前:大城卓三(読み:おおしろたくみ)
出身地:沖縄県那覇市
生年月日:1993年2月11日
身長:187センチ
体重:90キロ
投打:右投左打
経歴:東海大相模高校-東海大学-NTT西日本-読売ジャイアンツ
大城卓三さんは読売ジャイアンツ所属のプロ野球選手です。
8歳の時に野球を始め、地元の沖縄県那覇市首里の少年野球チーム「城西野球部(軟式)」に入部しました。
中学時代には、大矢明彦氏が名誉監督を務めるSOLA沖縄(現・大矢ベースボールクラブ)で硬式を始めます。(現埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手が1学年上に在籍していました。)
その後、双子の兄・建二さんと共に野球留学で神奈川の強豪である東海大相模高校へ進学。3年の夏には元阪神・一二三慎太選手(現:BCリーグ石川)とバッテリーを組み、決勝まで進出。決勝では奇しくも沖縄県代表の興南高校に13対1で敗戦。結果として準優勝で終わりました。
高校卒業後は東海大学へ進学。4年生の2014年には全国大学野球選手権大会で4番打者として優勝に貢献し、最高殊勲選手を授与されました。
大学卒業後、NTT西日本へ入社。2017年には日本代表にも選出され、その活躍が認められ、同年ドラフト会議において読売ジャイアンツから3位指名を受け、入団。
プロ入団後、1年目かた1軍メンバーに帯同し、開幕戦である対阪神タイガース戦に代打で一軍初出場を果たすと、初打席初安打を記録。その後も2番手捕手として小林誠司選手の次に試合に出場しました。
2019年シーズン、炭谷銀仁朗選手の加入により、キャッチャーとしての出場は減少したものの、持ち前の打撃力を買われ、1塁スタメンでクリーンアップを担っています。
大城卓三は双子の兄弟がいる?
大城選手には2歳年上の兄・昌士さんと双子の兄・建二さんが居ます。
兄の昌士さんは現在西部ガス硬式野球部に在籍し、双子の兄である建二さんは現在トヨタ自動車硬式野球部で野球を続けています。
双子の兄、健二さんとは小学校から大学までチームメイトで、甲子園準優勝を果たした東海大相模時代は大城選手はキャッチャー、兄健二さんがファーストで兄弟揃って試合に出場しています。
出典:https://geinou-yakyu-sokuho.com/8461.html
上記が双子の兄の健二さん。
大城卓三選手と瓜二つなので、チームメイトだった選手たちは中々見分けがつかなかったでしょうね!
大城卓三がファーストやレフトへコンバートか
本職はキャッチャーながら、今シーズンはファーストでの出場が多い大城選手。
今シーズンは小林誠司選手、炭谷銀仁朗選手と日替わりでキャッチャーを担当することが多く、ピッチャーとの相性でスタメンマスクをかぶることがほとんどです。(大城選手がメルセデス選手が先発の際はキャッチャーをすることが多い。)
ではなぜ大城選手が一塁で使われているのか。それは彼の『打撃力』が評価されているからなのです。
打撃力に関しては、小林誠司選手、炭谷銀仁朗選手よりも高い能力を持っており、長打力も加味するとジャイアンツでは上位に入るほどのバッティングセンスを誇っています。
そんな大城選手を評価している原監督は、岡本和真選手と競わせる形で大城選手をスタメン起用しているのです。
しかし、本職が捕手ゆえ、一塁での守備力はまだまだ課題が多いです。慣れないポジションなので、仕方ないですが、試合に出るためには一塁での守備力向上も必要なのかもしれません。
さらに、一塁以外でも外野の練習もしておけば更に出場機会が増えるかもしれないので、今後も多くの守備練習が必要になるでしょうね。
大城卓三 オリックスバファローズへ移籍、トレードか?
ここ最近日本ハムファイターズとのトレードがあった巨人において、大城選手のトレード放出はあるのでしょうか?
例えばオリックスバファローズにトレード移籍した場合、大城選手は今以上に試合出場機会に恵まれ、本職のキャッチャーに専念できるかもしれません。
しかし、現在巨人において選手の人事権を持っている原監督は、大城選手を放出する可能性は低いでしょう。
近年では巨人で伸び悩んでいた大田泰示選手を日本ハムへ放出し、環境の変化によって開花した選手もいますが、大城選手に関しては現段階でもそれなりの結果を出しているので、原監督はまだまだ彼を育てていくはずです。
大城卓三 2019年の年俸
年 | 年俸 | チーム | 背番号 |
2019年 | 2000万円 | 読売ジャイアンツ | 46 |
2018年 | 1000万円 | 読売ジャイアンツ | 46 |
現在2年目の大城選手。まだ2年目という若手ながら、年俸は推定2000万円となっています。
しかし、12球団で一番給料が良いと言われる読売ジャイアンツにおいては、まだまだの金額でしょう。
これから更に活躍していけば、1億円プレーヤーも夢ではありません。
選手補強の多いチームですが、生え抜きの選手が活躍してくれるのはファンも球団も嬉しいと感じます。
この先巨人の顔になるよう、これからも応援していきたいと思います。
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