ついに開幕を迎えたプロ野球ペナントレース。
まだシーズンは始まったばかりだが、昨年大型補強を行い戦力が増した読売ジャイアンツが非常に好調だ。
昨年まで不振で干され気味だったゲレーロが覚醒し、新加入丸選手もきちんと結果を残し、現在単独首位を走るジャイアンツ。
そんなジャイアンツの今シーズンの抑え候補として指名された新外国人のクック投手。今回はそのクック選手をご紹介していこうと思う。
ライアン・クック プロフィール(経歴)
出典:http://www.giants.jp/G/player/prof_27377.html
名前:ライアン・クック
生年月日:1987年6月30日
出身地:アメリカ合衆国
身長:188cm
体重: 100kg
投打:右投右打
経歴:ダイヤモンドバックス-アスレチックス-レッドソックス-マリナーズ-巨人
クック選手はアメリカ・カリフォルニア州出身の元メジャーリーガー選手である。
2008年のMLBドラフト27巡目(全体で828位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロ入り。その後2011年夏頃にメジャーに初昇格し、同年ミルウォーキーブルワーズ戦でメジャーデビューを果たす。
その後はアスレッチクス、レッドソックス、マリナーズと移籍し、今シーズンから読売ジャイアンツに加入し、日本野球1年目のシーズンを迎える。
選手としての特徴は平均150km/h越えのストレート2種類を軸に平均135km/h以上のスライダーとチェンジアップで投球を組み立てる。
右打者には、ほとんどフォーシームとスライダーしか投げず、左打者には4つの球種をバランスよく織り混ぜる傾向があるようだ。
ライアン・クック 2019年の年俸
出典:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/02/02/kiji/20190201s00001173567000c.html
ジャイアンツ新加入のクック選手だが、年俸は一体どれくらいなのか?
調べてみると、どうやら1年契約で年俸130万ドル(日本円で推定1億4000万円)で契約したようだ。
ジャイアンツはこれまでの歴史で多くの新外国人を補強し、多額の年俸を支払ってきた。
残念ながらこの外国人補強には当たり外れがあり、当たれば良いが外れればその代償は大きい。
今シーズン、クック選手は今の所救援失敗もなく、どうやら‘当たり’の傾向が漂っているが、まだまだどうなるか分からない。
これまでは3点差以上での登板で二試合連続セーブという結果となっており、順調な滑り出しだが、1点差ゲームできちんと投げきれるかが今後の評価基準になるだろう。
ライアン・クック 球種や球速
出典:https://www.daily.co.jp/baseball/2019/02/13/0012060537.shtml
前述した通り、クック選手の球種は主にはスライダー、チェンジアップの2種類を投げる。
ストレートは平均150km/h越えのストレートを投げることが可能で、このストレートもツーシームとフォーシームの2種類を投げ分けている。
今の所日本のバッター相手に通用しているようだが、各チームがある程度対戦し、弱点や癖、投球の傾向を研究した後、しっかり打者を抑えられるかが今後の鍵だと思う。
また、外国人選手にとってチームメイトとうまく馴染めるかも日本野球成功の鍵の1つだ。
これまでの文化と異なる環境にアジャストし、チームメイトとも上手くコミュニケーションをとることが自身の成功への近道だが、現状クック選手はチームにも馴染んでいる様子なので、心配なさそうだ。
https://twitter.com/TokyoGiants/status/1111933379925012480
ライアン・クック 家族について(妻,結婚,子供)
出典:https://article.auone.jp/detail/1/6/10/105_10_r_20190330_1553942813213366
新戦力として機能しているクック選手だが、プライベートはどのような感じなのか?
色々と調査してみたものの、現在クック選手の家族(奥さん、子供)についての情報は掴めていない。
家族の有無に関わらず、まずクック自身は今日本の野球に慣れるために頑張らなければいけない時期だ。
もしお相手がいないのであれば、日本で活躍して日本妻をゲットするのもある意味日本でのサクセスかもしれない。
ライアン・クック 契約延長は?
今シーズンからジャイアンツに加入したクック選手だが、1年目で且つ実力は未知数ということもあり、まずは単年契約となった。
来期の契約に関しては、今シーズンの活躍次第だろう。
高橋由伸前監督が現役時代から監督引退するまでずっと背負ってきた背番号『24』を、新外国人のクック選手に与えたことに対し、ファンは納得いっていない様子もあった。
しかし、クック選手が今シーズン、クローザーとして自身の地位を確立し、結果を残せばファンも『背番号24のクック』に対し、何も文句は言わないだろう。
本人の活躍により、球団も複数年契約を結び、ファンもクック選手を本当の巨人軍戦士として認めるに違いない。
とにかくクック選手が日本球界で成功することを筆者は願っている。
https://www.youtube.com/watch?v=mwWsFgdwlz4