プロ野球の歴史において、良くも悪くも注目される読売ジャイアンツ。
優勝を義務付けられた巨人軍は、毎年大型補強を行い、戦力を整える。今年も広島から丸、西部から炭谷等の補強を行った。
このような「外様」は入団後ほとんどがレギュラー出場するが、これにより生え抜きの若手が「犠牲者」となり、毎年飼い殺される。
そして今年もこの「犠牲者」となった一人が、巨人の立岡宗一郎選手だ。
一時はスタメンに名を連ねていたが、現在はベンチフォーマーになっている。そんな立岡選手にトレードや戦力外の噂が流れているようなので、今回は立岡選手に関してご紹介していこう。
立岡宗一郎(巨人) プロフィール(経歴・成績)
出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2015/08/24/post_605/
名前:立岡宗一郎(読み:たておかそういちろう)
出身地:熊本県
生年月日:1990年5月18日
身長:181センチ
体重:82キロ
投打:右投左打
経歴:鎮西高校-福岡ソフトバンクホークス-読売ジャイアンツ
立岡宗一郎は読売ジャイアンツ所属のプロ野球選手である。
地元熊本では中学時代に出場した熊本県大会で優勝し、九州大会では準優勝。さらに投手として中学生で球速130km/h中盤を記録。そして野球以外にも陸上短距離選手として多く入賞し、当時から運動神経の良さを発揮していた。
高校進学後、松井稼頭央選手に憧れ、投手から野手に転向すると1年春からベンチ入りを果たす。しかし、甲子園出場経験は出来なかった。
その後、高校生ながら走攻守三拍子揃った逸材として、さらには九州出身ということもあり、当時からメディアでは「秋山幸二2世」と注目を浴び、2008年ドラフト会議において福岡ソフトバンクホークスから2巡目で指名され入団。球団としては外野手としての指名だったが、入団前にショートへのコンバートを志願した。
ソフトバンク入団後、王貞治会長から直接打撃指導を受けるなど、大きな期待を寄せられていたものの、なかなか芽が出ず、入団からわずか4年で読売ジャイアンツへトレード移籍となる。
2012年のシーズン途中に移籍となり、移籍直後の試合中、味方と交錯し左肘靭帯断裂という怪我を負ってしまう。そしてこれを機に右打ちから左打ちに転向したのである。
左に転向後、少しずつ結果を残すようになる。2軍で安定した結果を残し、2015年の5月下旬に1軍初昇格を果たすと、5月の22打数だけで9安打を放ち首脳陣の信頼をつかんだ。
チーム打率がセ・リーグ最下位に沈む中、後半戦はセンターのスタメンに定着し、8月には月間打率4割をマーク。規定打席未到達ながら打率.304を記録し、飛躍の年となった。
しかしその後は陽岱鋼や丸佳浩、外国人選手の補強により、出場機会が激減している。
立岡宗一郎 トレードか戦力外?ソフトバンクホークス出戻りの可能性?
冒頭でもお伝えした通り、ジャイアンツの外野は飽和状態だ。
現在はゲレーロ、丸佳浩がレフトとセンターのレギュラーで固定され、相手投手によってライトは陽岱鋼か亀井が出場している。
立岡選手は潜在能力は高く、スタメンで出場するレベルの選手なのだが、チーム状況のため出場機会は減っている。
そんな立岡選手に対し、トレードか戦力外の噂が流れている。
また、トレードの場合、古巣ソフトバンクへ出戻りの可能性もあるようだが、実際はどうだろうか?
残念ながら、チーム戦力が常に整っているソフトバンクにおいて、今更立岡選手を獲得する可能性は低いのではないかと思う。
その場合、戦力外通告を受ける可能性も大いにある。
そうならないために、出場機会は少ないものの、きちんとチームにアピールしなければならない。
仮に戦力外になったとしても、能力的に各球団欲しがるほどのポテンシャルは健在だろう。
立岡宗一郎の年俸推移
年 | 年俸 | チーム | 背番号 |
2019 | 2600万円 | 読売ジャイアンツ | 39 |
2018 | 2900万円 | 読売ジャイアンツ | 58 |
2017 | 2900万円 | 読売ジャイアンツ | 58 |
2016 | 3600万円 | 読売ジャイアンツ | 58 |
2015 | 900万円 | 読売ジャイアンツ | 58 |
2014 | 1000万円 | 読売ジャイアンツ | 58 |
2013 | 600万円 | 読売ジャイアンツ | 58 |
2012 | 600万円 | 読売ジャイアンツ | 58 |
福岡ソフトバンクホークスから巨人へ移籍した2012年からの年俸推移はこうなっている。
2014年までは中々大きな変動はないが、チームが低迷中に個人成績で素晴らしい成績を残した2015年シーズン終了後は、900万円から3600万円までアップしている。
個人的にはもっと活躍できると信じているので、今後のアップに期待したい。
立岡宗一郎 愛車について
出典:http://www.giants.jp/G/gnews/news_399734.html
プロ野球選手といえば、やはり高級な車を保持しているイメージがある。
立岡選手は一体どんな車に乗っているのか調べたところ、どうやらトヨタの「クラウン」に乗っているようだ。
車の趣味は人それぞれ好みがあり、高級車よりデザイン性重視という人もいるようだ。
立岡宗一郎 タバコ喫煙者?
様々なスポーツアスリートがいる中、多くのアスリートは自身のパフォーマンス向上のために喫煙はしないのだが、プロ野球選手だけは例外のようだ。
実は多くのプロ野球選手は喫煙者が多くいるらしく、球団によってはベンチ裏に喫煙所があるチームのあるほどだ。
そんな中、立岡選手もどうやら喫煙者のようなのだ。
巨人の坂本勇人、横浜の筒香、広島の菊池など、主力級で活躍している選手でさえも喫煙者であり、立岡も例外ではなかった。
喫煙者を批判する者も多くいるが、きちんと成績を残していれば問題ないだろう。
立岡選手の喫煙を批判はしないが、もっともっと成績を残して欲しいのも本音である。
現在28歳の立岡選手にとって、今シーズンはある意味勝負の年だろう。
プロ野球選手として、さらなる飛躍を祈っている。
https://www.youtube.com/watch?v=uDmc6GOUDDQ