2019年シーズンに向けて、各球団の補強が続いています。
FA争奪戦や自由契約となった選手の獲得も落ち着き、残すはキャンプまでに新外国人の獲得報道を待つ段階となっています。
千葉ロッテマリーンズは、巨人との丸争奪戦に敗れ、元メジャーリーガーの大砲、ケニス・バルガス選手を獲得するのみの状況となっています。
2018年シーズンの成績を見ると、ファンの間では、野手と中継ぎ投手でもう1人ずつ獲得してほしい、という声も挙がっていますが、
そんな中、突如、自らのツイッターで海の向こうから千葉ロッテ入団を喜ぶツイートをしているメジャーリーガーがいました。
その名は、ジョシュ・レイビン投手。
前田健太投手の元同僚ということですが、果たしてどんな投手なのでしょうか。
今回は、千葉ロッテ入団予定のレイビン投手について、紹介していきます。
ジョシュ・レイビン投手のプロフィール・経歴・成績について
引用元:錯乱した発火能力Blog
ジョシュ・レイビン投手は、1988年1月21日生まれの30歳(2018年12月現在)。
ちなみに同僚となるボルシンガー投手とは誕生日が8日違いだそうです。
身長は193cm、体重は97.5kgと、大柄な選手です。
アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス出身。
高校時代は、2018年シーズンに千葉ロッテに在籍したマット・ドミンゲス選手と同僚だったそうです。
高校卒業後、シンシナティ・レッズからドラフト5位で指名され、入団しました。
その後、ルーキーリーグなどでしのぎを削り、3Aまで昇格を果たしましたが、レッズでのメジャーリーグデビューは叶いませんでした。
2013年にはミルウォーキー・ブルワーズへ移籍し、すぐさまロサンゼルス・ドジャースに移籍となりました。
そして2015年にメジャーリーグデビューを果たしました。
メジャーリーグでは、2015年に9試合に登板し、2勝1敗、防御率6.75、12奪三振を記録。
2016年には10試合の登板ながら、防御率0.93、13奪三振を記録しました。
2017年オフ、アトランタ・ブレーブスへ金銭トレードとなった後、2018年は3Aに在籍していました。
そして2018年オフ、千葉ロッテマリーンズへの入団を喜ぶツイートをしており、日本球界への移籍が確実となっています。
I'm excited to share that I'm going to be taking my talents to Japan in 2019 to play for the Chiba Lotte Marines!#HappyHolidays #Blessed #chibalotte
— Josh Ravin™ (@Freshsqueezed71) December 21, 2018
確かに2019年、千葉ロッテマリーンズでプレーできることを喜んでいるようですね。
ジョシュ・レイビン投手の球種・球速は?
大柄な元メジャーリーガーである、ジョシュ・レイビン投手ですが、球種、球速はどうなのでしょうか。
得意な球種はスライダーで、とても切れ味が鋭いと評判だそうです。
このスライダーが決め球となって、奪三振率もかなり高いようです。
他にも、シンキング・ファストボールも投げるようですが、球種はそこまで多くなく、ストレートとスライダーのコンビネーションで投球を組み立てるスタイルのようです。
球速は、150kmを超える速球で150km後半を超える時もあるようです。
それではここでジョシュ・レイビン投手の動画を確認してみましょう。
確かにストレートには威力があり、スライダーも曲がりが不規則であるため、打ちづらそうな印象ですね。
しかし、動画を確認する限り、コントロールに難がありそうです。
千葉ロッテでは中継ぎとしての起用を予定していますが、四球で自滅するような投手でないことを祈るばかりです。
ジョシュ・レイビン投手には交通事故と薬物の過去?
ジョシュ・レイビン投手の情報を調べていくと、ある情報が挙がってきました。
ジョシュ・レイビン投手は、2016年に交通事故に遭い、左腕を骨折するという重傷を負い、緊急手術を受けた過去があるようです。
現在は完治して、投球に支障はないようですので、ひと安心といったところですね。
ちなみに、その事故後に受けた薬物検査で陽性反応を示し、80試合の出場停止となる処分を受けました。
なんでも、治療のために摂取した薬が陽性反応を示してしまったようですが、日本のプロ野球では、2018年シーズンに東北楽天ゴールデンイーグルスのアマダー選手が薬物検査で陽性反応を示したばかり。
入団前にしっかり薬物検査をして、クリーンな状態で入団してほしいですね。
ジョシュ・レイビン投手の素行は?
交通事故に薬物検査の陽性反応と、決して明るいとは言えない話題も先行しているジョシュ・レイビン投手ですが、素行はどうなのでしょうか。
球団の公式情報より先に、自身のツイッターで報告してしまうところや、ツイートの中身も、
「千葉ロッテ・マリーンズでプレーするため、自分の才能を引っさげて日本へ向かう」と表現しているあたり、やややんちゃな選手なのかもしれませんね。
日本で活躍する助っ人外国人選手のほとんどは、素行が良く、真面目な選手が多いですから、ジョシュ・レイビン投手も真面目に日本のプロ野球に適応してほしいですね。
ジョシュ・レイビン投手の2019年の年俸は?
気になるジョシュ・レイビン投手の年俸はいくらくらいになるのでしょうか。
メジャーリーグでの実績が乏しいので、1億を超えることはないと推測されます。
また年齢も30歳と決して若いとは言えないので、5,000万円くらいの年俸になるのではないかと思われます。
契約では出来高契約もオプションとしてつく可能性もあり、相当の活躍を見込んでいるのであれば、2年目以降の契約を見据えた内容になっている可能性もあります。
2018年シーズンでは中継ぎの層の薄さが露呈した千葉ロッテ。
抑えの内や松永も酷使がたたり、疲れていることから、ジョシュ・レイビン投手が守護神、またはセットアッパーとして、中継ぎ陣を充実させる貴重な存在となってほしいですね。