セ・リーグ3連覇を果たした広島東洋カープ。
その立役者として、欠かせない選手の一人が、鈴木誠也選手です。
2018年シーズンは、骨折手術明けのシーズンとなりましたが、打率.320、本塁打30、打点94と、
自身初の30本塁打を放つなどの好成績を残しました。
そんな鈴木誠也選手ですが、2018年のシーズンオフにFA権を行使し、広島から巨人に移籍した丸佳浩選手に触発されて、将来的に巨人に移籍するかもしれない、と噂されています。
菊池涼介選手がメジャーリーグへの移籍を志望したりと、主力選手の流出が危ぶまれる広島が、常勝軍団であり続けるためにも、鈴木誠也選手の去就は非常に重要になってきます。
そこで今回は、鈴木誠也選手の将来的な巨人移籍の可能性について紹介していきます。
鈴木誠也選手のプロフィール・経歴・成績について
引用元:マグせんべい
鈴木誠也選手は、1994年8月18日生まれの24歳(2019年1月現在)。
東京都出身で、小学校中学校と地元東京で過ごしてきました。
高校は甲子園出場経験のある強豪校、二松學舍大学附属高校に進学し、投手として、1年生の秋からチームのエースを務めました。
しかし、強豪ひしめく東京都・東東京大会で優勝することはできず、高校3年間で甲子園へ出場するという夢は叶いませんでした。
高校時代には投手として最速148kmを記録、打っては高校通算43本塁打を放つなど、投げて良し、打って良しという魅力ある選手でした。
そして2012年のドラフト会議にて、内野手として広島東洋カープから2位で指名を受け、入団しました。
これを機に、鈴木誠也選手は投手から野手へ転向することとなりました。
2013年、春の1軍キャンプに1日限定で参加するなど、すぐにチーム内で注目される存在となるも、シーズンの大半を二軍で過ごすこととなりました。
二軍では、打率.281を記録し、ルーキーながら1軍の試合にも出場するなど、早くも大器の片鱗をみせる1年となりました。
2014年には、二軍のオールスター戦に出場、シーズン終盤には1軍でスタメン出場するようになるなど、1軍での経験も多く積む1年となりました。
2015年は、1軍で開幕スタメン出場を果たすなど、97試合に出場、レギュラーのポジションをほぼ手中に収めると、2016年に大ブレイク。
1軍のオールスターにも出場、チームのリーグ優勝に大きく貢献する成績を残しました。
シーズン通算では、打率.335、29本塁打、95打点と自身最高の成績を残し、ゴールデングラブ賞をも受賞しました。
2017年にはWBCの日本代表に選出されるなど、日本を代表する外野手の一人として活躍するも、シーズン途中に右足首を骨折する重傷を負い、シーズンを通しての出場とはなりませんでしたが、
それでも打率.300、26本塁打、90打点、16盗塁を記録し、チームのリーグ二連覇に大きく貢献する結果を残しました。
2018年には、昨年の怪我から復帰し、自身初の30本塁打を記録。日本シリーズでも2本の本塁打を打つなど大活躍し、広島東洋カープの三連覇の立役者となりました。
2019年には、広島東洋カープでは名選手が数多く着用していた背番号「1」になることが発表されました。
鈴木誠也選手がFAで巨人移籍する可能性は?
リーグ三連覇を果たした広島東洋カープ。しかし、三連覇の立役者の一人でもある丸佳浩選手がFAで巨人に移籍。
菊池涼介選手も将来的なメジャー移籍を志望するなど、主力の流出が危惧されています。
そこで、鈴木誠也選手の移籍の可能性について調べてみました。
鈴木誠也選手は、冒頭のプロフィールでもご紹介のように、東京都の出身。
それも東京のザ・下町、荒川区町屋で生まれ育ったということは、周りの大人のほとんどが筋金入りの巨人ファンであったことと思います。
そんな環境で育った鈴木誠也選手は、巨人に対する憧れを幼い頃から持っていたと思われます。
そんな鈴木誠也選手本人も、1/6に放送されたTV番組内で、巨人に対する思いを吐露する場面が見られました。
引用元:(まとめては)いかんのか?
その番組内では、現在所属している広島と巨人を比べ、
「広島にいると、街にも出られず、好きなところに出かけられない」
「かっこいいと思うユニフォームは巨人のユニフォームです」
「小さい頃から東京ドームに野球を見に行っていたので、やっぱり伝統のあるユニフォームだしかっこいい」
「巨人に行きたいとかではなく、かっこいいというイメージがある」
との発言をしています。
この発言を聞く限り、本人の巨人に対する長年の想い、そして同僚の先輩の丸佳浩選手が巨人に移籍したことから、その想いが抑えきれなくなった結果なのかもしれません。
以上を考えると、鈴木誠也選手がFA移籍などで巨人への移籍を希望する可能性は非常に高いと思います。
鈴木誠也選手の父親は巨人ファン?
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鈴木誠也選手がここまで巨人に対して強い想いを抱いている大きな要因として、鈴木誠也選手の父親が「ゴリゴリの巨人ファン」であることが挙げられます。
そんな父親は、鈴木誠也選手を巨人の選手にするべく、毎日のように練習をする日々。
その姿は、荒川区の「リアル・巨人の星」であるという光景で、TV番組で取り上げられるほどでした。まさに鈴木誠也選手は、巨人ファンである父親に、巨人の選手を目指して、日々練習をしていたという、「巨人愛」が幼い頃から根付いていたと言えます。
鈴木誠也選手の2019年の年俸は安い?
引用元:ライブドアニュース
鈴木誠也選手が巨人のみならず、他球団に移籍する可能性がある要因としては、鈴木誠也選手の年俸が安すぎるということが挙げられます。
鈴木誠也選手の2019年の年俸は、昨年から7,000万円アップの1億6,000万円の推定年俸だそうです。レギュラーを獲得した2016年から、広島の主力として、安定して好成績を残している鈴木誠也選手。
途中、怪我こそあったものの、リーグ三連覇の立役者として、また今後も欠かせない選手であることから、球団としては高年俸を提示して、チームに残り続けてもらうような姿勢が大事なわけですが、そこがイマイチ薄情であるのがこの広島東洋カープ。
過去にも、江藤智、金本知憲、新井貴浩というチームの軸であった選手を立て続けに放出し、昨年末も結局、丸佳浩選手を放出してしまうなど、高年俸を出し慰留してもらうということはしないのがある種「球団方針」ともなっています。チームへの貢献度で言えば、同じリーグでみると、横浜DeNAの筒香嘉智選手やヤクルトの山田哲人選手ほどの存在感があると思います。
鈴木誠也選手と比べ、彼らはタイトルホルダーでもあるため、単純比較はできませんが、鈴木誠也選手は2億をゆうに超えるほどの年俸であってもおかしくありません。そう考えると、2019年の鈴木誠也選手の年俸は安すぎるのかもしれません。
鈴木誠也選手のFA取得はいつ?最短で2022年?
こうなると、鈴木誠也選手のFAでの移籍可能性がどんどん高まってきているようにも感じますが、鈴木誠也選手がFA権を取得するのはいつになるのでしょうか。
どうやら、このまま順調に鈴木誠也選手が試合に出場し続ければ、2022年にFA権を取得する予定となるようです。
2022年というと、今から3年後。鈴木誠也選手は27歳。
プロ野球選手として、まさに働き盛りの年齢とも言えます。この頃に、広島が慰留に向けて準備をしておかないと、鈴木誠也選手がFAによって移籍する可能性はどんどん高まってきそうです。
思わず、うちに秘めた「巨人愛」を告白してしまった鈴木誠也選手。
もちろん、ここまで育ててくれた広島への恩もあるでしょうから、FA取得した際の動向が今から気になりますね。関連記事はコチラ