独特な髪形でとてもオシャレな金子千尋投手。野球ファンではない方も、あのゲスの人に似ているという事で話題にもなったのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
しなやかなフォームから繰り出される様々な変化球は、7種類とも言われ7色の変化球を操る球界屈指の変化球の使い手である金子千尋投手。
そんな金子投手がいまセルフ戦力外と話題になっています。今季はわずか4勝という成績もあってか、球団から4億円のダウン提示を受けました。もちろん球団との折り合いはついていませんが、これを受け入れないと自由契約となってしまう金子投手。
メジャーや国内球団への移籍など去就が注目されてる金子千尋投手にスポットを当ててみました。
金子千尋プロフィール・経歴・成績
引用元:Wikipedia
1983年11月8日生まれ、新潟県三条市出身、身長180㎝、体重77㎏
新潟三条市で産まれ、長野県で育ったそうです。野球を始めたのは小学生の頃で、中学生の頃は体も細くメガネをかけていたので「のび太くん」と呼ばれていたそうです。
しかし、マウンドに立つと野球が苦手なのび太くんとは違い、まるで別人の様に一変し周囲が驚くほどの投球をしていたとか。
その後、地元の長野商業高校へ進学。2年生の時に春のセンバツに投手として出場します。その後はトヨタ自動車に入社。社会人野球で活躍し、都市対抗野球で好投した金子投手。
その時の好投がプロのスカウトの目に留まり、2004年のドラフトでオリックスバファローズから自由獲得枠指名を受け、プロ野球の世界に足を踏み入れました。
1年目は肘のケガの治療に専念した事もあり、登板はありませんでしたが3年目からは先発ローテンション入りをしています。その後は多彩な変化球を武器に、オリックスバファローズを代表する投手から、日本球界を代表する投手へとなっていきました。
最多勝や沢村賞、1500奪三振やゴールデングラブ賞など様々なタイトルを獲りオリックスバファローズの生え抜きのエース投手として活躍をしていました。
金子千尋の年俸は高すぎか!?
そもそも4億円ダウンって、一体いくらもらってるの?と思う方が多いと思います。金子投手の年俸は5億円。球界でも数少ない5億円プレイヤーです。
5億円の年俸をもらっている選手は、日本人ではソフトバンクホークスの柳田悠岐選手で5億5000万円。
5億円と言う金額が高すぎではないのか?という質問に対して金子投手は「年俸が高いから頑張るわけじゃない」「低くても頑張る」と語っていました。
低くても・・・と言う言葉が引っ掛かりますが、金子投手の言う低いとはいくらくらいなのでしょうか。さすがに4億ダウンの1億では頑張れないと言う事なのでしょうか。
では、金子投手の年俸推移を見ていきたいと思います。
金子千尋の推定年俸推移
年 年俸(推定) チーム 背番号 2018年 5億円 オリックス・バファローズ 19 2017年 5億円 オリックス・バファローズ 19 2016年 5億円 オリックス・バファローズ 19 2015年 5億円 オリックス・バファローズ 19 2014年 2億円 オリックス・バファローズ 19 2013年 1億2000万円 オリックス・バファローズ 19 2012年 1億6000万円 オリックス・バファローズ 19 2011年 1億5000万円 オリックス・バファローズ 19 2010年 7800万円 オリックス・バファローズ 19 2009年 5000万円 オリックス・バファローズ 19 2008年 3000万円 オリックス・バファローズ 19 2007年 1700万円 オリックス・バファローズ 19 2006年 1200万円 オリックス・バファローズ 19 2005年 1500万円 オリックス・バファローズ
https://www.gurazeni.com/player/820 ※グラゼニ.comより
高すぎではないか?と世間では言われていますが、2014年に国内FA宣言をした事もあり、オリックスがどうしても手放したくないと4年20億プラス出来高という形で高額の複数年契約を提示したのです。
しかし、2億円プレイヤーでもすごいのに、そこから3億円アップとは球団もよっぽど手放したくなかった事が伺えますね。
しかし、今回の4億円ダウンとは今までが高すぎだった分、ダウン額も大きいと感じますが年齢や成績を見れば致し方ない部分もあるのではないでしょうか。
実は6億円もらっていたという話もあり、それでもまだ1億を払ってくれると言う球団は、金子投手に対して最大限の評価はしていると思います。
金子千尋2019年の年俸は?
金子投手が決断をしていない現在では、金子投手の2019の年俸はオリックスに残留となれば1億円と言う事になるでしょう。
しかし、メジャーに行く事も匂わせている金子投手です。国内のチームでも手を挙げる球団も出てくるのではないでしょうか。
メジャー挑戦と言う事であれば、年齢的な問題もあるので高額年俸と言う訳にはいかないでしょう。
金子千尋オリックス自由契約で退団!?移籍先は?
元同僚であった平野投手に刺激を受け、メジャーに行く意欲があると言われている金子投手。全盛期の金子投手でしたら、メジャーでやっていけたのだとは思うのですが、ここ数年の成績を見る限りでは、難しいのではないでしょうか。
最大の武器であったコントロールが衰えてきている今、金子投手がメジャー挑戦したいと言う少年の様な気持ちでいるのならば、FAではなく自由契約となって渡米するのもありだとは思います。
そして、国内ではどこか金子投手に数億円払ってでも欲しいという球団があるのでしょうか。かつて国内FA権を取得した金子投手に興味を示したのは読売ジャイアンツでした。
2019年、金子投手がアメリカでユニフォームを着ているのか、はたまた巨人のユニフォームを着ているのか!?
今後の金子投手の動向が気になる所です。