読売ジャイアンツで現在ヘッドコーチを担当している村田真一。
90年代を代表する投手の槙原寛己氏、斎藤雅樹氏、宮本和知氏ら多くの選手から信頼され、ジャイアンツのグラウンドの要として活躍してきた同氏。
現在はヘッドコーチとして高橋由伸監督を支えている彼だが、同世代のスター選手とは違い、彼の人間的な部分はあまり知られていない。そんな彼のキャラクターと野球指導者としての部分を掘り下げていこうと思う。
村田真一ヘッドコーチのプロフィール(経歴、成績等)
滝川高-巨人(1982〜2001、2002〜2003、2006年〜)
読売巨人軍HPより引用
兵庫県神戸出身。高校では滝川高校で強打の捕手として活躍し、1981年ドラフト会議にて読売ジャイアンツから5位指名を受けて入団。
入団後は当時レギュラー捕手の山倉和博が全盛期ということもあり、出場機会に恵まれなかったが、90年代に入ると正捕手の座を掴みチーム、大活躍。
(地元の利なのか、何故か阪神戦での打率は異様に高かった。)
その後2001年、大型ルーキー阿部慎之助の入団により出場機会が激減し、同年引退している。
村田真一ヘッドコーチの嫁はミスインターナショナル!?
プロ野球選手の結婚相手といえばアナウンサーを筆頭に美人な方が多くいる。
そんな定説通り、村田氏の奥さんがミスインターナショナルという噂が最近広まっていた。
がしかし、調べてみるとこれは「村田善則」の奥様の間違えであり、「村田真一」の奥様ではない事がわかった。(確かに現役時代もこの2選手を間違えることはよくあった。。)
村田真一ヘッドコーチは無能か!?ファンや球団OBから「辞めろ」と苦言と呈され…
2018年8月24日現在、読売ジャイアンツは3位。首位独走の広島東洋カープ、2位はヤクルトスワローズ。(カープとは10ゲーム差以上。。)
ジャイアンツファンからすると、色々な要素を顧みてもはっきり言って物足りないのだ。かつての黄金期に比べ弱体化していると揶揄される要因の1つに村田ヘッドコーチの無能さを指摘する声が多い。
現役引退後、即監督に就任した高橋由伸監督を支えるべき人物がヘッドコーチである村田氏であるが、どうも力不足が否めないのは筆者も感じている。
しかし、現在のチーム状況を村田ヘッドのみの責任にするのはどうも納得がいかない。
もちろん責任あるヘッドコーチが標的にされる気持ちもわかるが、現在のチーム状況を考えると、やはり「投手陣」が未完成な印象が強い。
開幕前のローテーションで期待されたメンバー(菅野智之、田口麗斗、野上亮磨等)が期待していた成績を残せず、試合後半を守るストッパー陣(上原浩治、澤村拓一、カミネロ等)も安定感に欠ける試合が多く、勝てる試合を落とすことも多々ある。個人的見解だが、こういった原因は投手コーチの責任だと思う。
これから投手陣が建て直しが必要なのは周知の事実であるので辛抱強く待つしかないが、投手陣が整理され完成した後、チームの雰囲気が良くなる時、村田ヘッドの『真価』が問われると筆者は思う。
それは、村田ヘッドの『人柄』である。
関西出身の同氏が高橋由伸監督が持つ冷静さと対極にある『熱さ』を持ち合わせており、チームの状況が向上した時に更に盛り上げる事ができるのが彼の人柄なのだ。ヘッドコーチが選手に発破をかけ、勝負所が出た時、高橋監督が決めにかかる。それがジャイアンツが王者奪還する時である。
村田ヘッドの明るくある意味暑苦しいスタンスが、彼の良さであると筆者は感じているので、ファンやOBは村田氏の人間性を評価してみていってほしい。
村田真一ヘッドコーチは無類のカルビ好き!!
ジャイアンツファンにはおなじみの番組で、日本テレビ系列で毎週土曜朝に放送されている『ズムサタ プロ野球熱ケツ情報』。
選手のプライベートな話やこだわりについてインタビューする番組だが、この番組で村田氏はカルビへの愛を事あるごとに語っている。
引用元:Twitter
テーマが「お肉」の放送回にて、各選手が好きな部位を発言しており、ほとんどがヘルシー志向な傾向がある中、村田氏だけ「カルビや!カルビ」と答えており、現役時代より量はいけないがシメの肉で「最後にもう1回カルビ」と愛を語っている。(ちなみに好きなラーメンも『カルビラーメン』だそう。)
小林誠司は村田真一ヘッドコーチに干されているのか。
引用元:なんJボンバー
現在読売ジャイアンツの正捕手は固定されていない。近年の実績やキャリアを考えると小林誠司が妥当であるが、今シーズン、チームは捕手併用という形をとっている。
即戦力ルーキーで強打を誇る大城卓三、昨シーズン終盤にブレイクしチャンスに強い宇佐美真吾の両二選手がスタメンマスクを被る機会が多いのだ。
この要因は小林選手の試合における言動や、簡潔な理由は結果が出ていないという小林選手に対して、同じポジションであった村田真一コーチだからわかる視点で判断し、この併用式になっているのだろう。
(筆者は高校野球経験者だが、コーチが現役時代に守っていたポジションと同じポジションを守る現役選手への指導は異常に厳しい。)
ただ、この小林選手への待遇に対して、世間が『村田ヘッドが小林を干している』という憶測は間違いだと思う。どの世界も『結果が全て』なことは当たり前であり、過程(練習)を評価してもらっても結果(試合での成績)が出ないで評価が下がるのは、サラリーマンもプロ野球選手も同じであろう。
村田コーチは結果が出ていない小林選手に対して、厳しく指導することは当たり前であり、最終的に試合で使う使わないを判断をするのは高橋由伸監督である。ある意味しっかりした立場で評価している村田ヘッドは優秀な指導者なのであると考える。