日本のプロ野球にとって、欠かせないのが、外国人選手の補強。
日本人にはない身体能力から、大砲や豪腕を補強する目的で毎年多くの外国人選手が来日し、活躍しています。
この外国人の補強が上手い球団というと、ドミニカにチームの育成システムを古くから導入している広島や、
森繁和シニアディレクター独自のパイプを中南米にもつ中日、そしてキューバとの強いパイプを持つソフトバンクなどが挙げられます。
一方で、この外国人選手の補強がうまくいかないチームもあります。
そのチームの一つとして挙げられるのが、千葉ロッテマリーンズ。
かつては、広岡GMの手腕によって、好成績を残す外国人選手の補強が上手かった千葉ロッテマリーンズですが、
ボビー・バレンタイン氏が監督を務めるようになってからは、その流れが一変。
ボビー・バレンタイン独自のルートで獲得した選手は、日本のプロ野球に順応できない選手が多く、助っ人外国人選手への期待が徐々に薄まっていきました。
そしてボビー・バレンタイン氏が退任してからは、山本デービッド氏が国際スカウトを担当するようになりました。
ここからが千葉ロッテマリーンズの外国人補強が堕落していくことになります。
元々球場が広く風も強いことで、打者不利の環境下で活躍できる選手の獲得はなかなか難しいことも挙げられていましたが、
補強する選手が他球団から食指されるような成績を残すことはありませんでした。
近年では、この山本デービッド氏にファンからは多くの批判が集まっている状況となっています。
今回は、そんな千葉ロッテマリーンズの国際スカウトを担当している山本デービッド氏について紹介していこうと思います。
デビ山とは?本名・山本デービッドの経歴について
引用元:デビ山(本名山本デービッド)とは??ロッテの海外スカウトが無能と噂!!デビ山の由来も調査!!
山本デービッド氏はアメリカ・ロサンゼルス生まれの方です。両親がアメリカ在住ということなのでしょうか。
年齢については、調査を行いましたが、確実な情報は得られませんでした。
幼少期よりロサンゼルスの日本人学校に通い、英語と日本語のバイリンガルとなったそうです。
高校まで野球をやっていたそうですが、大学進学時に野球を続けることを断念し、インディアナ州にあるパデュー大学に進学しました。
大学進学後は、日本の広島大学に「逆輸入留学」をするなど、日本でも大学生活を送る時期もありました。
そして大学卒業後はロサンゼルスに戻り、地元の貿易会社に就職しました。
その後、3年ほどでこの貿易会社を退職しようとしている頃に、当時メジャーリーグで活躍していた井口資仁選手が通訳兼マネージャーを探しているという情報を得て、面接を受けることに。
そして、その面接に見事合格し、井口資仁選手の専任通訳兼マネージャーとして就任することになりました。
井口資仁選手がメジャーリーグから日本球界・千葉ロッテマリーンズに入団すると同時に、山本デービッド氏も千葉ロッテマリーンズに入閣。
千葉ロッテマリーンズの海外スカウトに就任し、現在も担当しています。
デビ山は無能の海外スカウト?
引用元:NPB NEWS@なんJまとめ
近年では、デビ山(山本デービッド)氏が勧めた外国人選手が軒並み活躍できずにいることから、その無能っぷりが評判となっています。
それもそのはず、以上の経歴からわかるように、山本デービッド氏は、野球経験がアメリカの高校野球までであり、プロ野球の経験は皆無。
大学時代もアスリートを支えられるような、スポーツ学を学んでいたわけでもなく、単なる野球好きがプロ野球界に飛び込んできたような方なのです。
他球団の海外スカウトは、かつて日本プロ野球で活躍した助っ人外国人が担当していることが多く、
自身の日本プロ野球での経験や、選手の性格なども日本プロ野球の順応できるかどうかを踏まえて獲得できているため、好成績を残す選手を多く獲得できています。
しかし、山本デービッド氏のプロ野球といえば、井口資仁選手のそばに通訳兼マネージャーとしてメジャーリーグの舞台を味わっていたに過ぎません。
ましてや生まれた頃からアメリカに在住していたことから、日本プロ野球がどのような舞台であるか、そしてそもそも日本という場所がどのようなところであるかもわからないまま、
海外スカウトを担当していることになります。
このような他球団の海外スカウトとの圧倒的な経験の差からも、スカウトとしての手腕が疑問視されているようです。
ネットでは、山本デービッド氏について、以下のように評されています。
・監督手形を切ってまで獲得した井口のメジャー時代の通訳としてロッテの海外スカウトに就任、それに伴い他の海外スカウトは解雇
・プロ野球経験なし
・10年務めて発掘した選手の中で当たりと言えるのはロサとクルーズくらい
・海外スカウトのくせに基本的に日本にいる期間が大半で、1ヶ月に数日程度現地視察するだけ(本人のインスタより)
・そのインスタも仕事のことよりも食べ物や風景の写真を大量にアップするなど本当に仕事をしているのか疑わしいものばかり そもそもスカウトが表立って情報発信してる時点で異常なのだが
・歴史的なダメ外国人、ダフィー&パラデスに惚れ込んで数年単位追いかけて契約するなど選手を見る目は壊滅的
・球団主導で獲得したデスパイネやペーニャやレアードに、キャンプ中に横に付きっきりでさもファンの前で自分の手柄のように振る舞う厚顔無恥っぷり
チームの大事な役割を果たすはずの海外スカウトがこのようでは、なかなか補強がうまくいくはずもありませんね。
そもそも、山本デービッド氏が日本プロ野球において、海外からの助っ人外国人選手の重要さを理解しているかどうかさえ、疑問に残ります。
ちなみに最近は、思うような成績を残せていない外国人選手の通訳も担当しているようです。
デビ山の由来とは?
千葉ロッテマリーンズファンからは山本デービッド氏について「デビ山」と称されています。
その由来ですが、先程より紹介している本名が「山本デービッド」であることから、姓名の頭をとって「デビ山」と呼ばれています。
この「デビ山」についても、愛称として呼ばれているというよりか、蔑称として呼ばれているように感じられます。
デビ山と井口資仁監督の関係について
山本デービッド氏が現在、野球関係の仕事に携われているのも、井口資仁監督なしではあり得ないことでした。
山本デービッド氏の経歴で紹介したように、井口資仁監督がメジャーリーグで活躍している時に、通訳兼マネージャーを探していなければ、今もロサンゼルスに在住していたことでしょう。
井口資仁監督が千葉ロッテマリーンズに入団した際に、千葉ロッテマリーンズの国際スカウトに就任したということは、
入団交渉の場で、山本デービッド氏も同じく雇ってもらえるようにお願いしたのかもしれません。
問題となっているのは、山本デービッド氏のポジションですが、これまでの経歴で考えると、千葉ロッテマリーンズの専属通訳として、来日する外国人選手の通訳としてのポジションが適任であると思われるのですが、山本デービッド氏が就いたのは、海外スカウトのポジションでした。
これも、海外視察を名目にロサンゼルスに帰れる、ということを目的に、井口資仁監督が図らった可能性もあります。
これだけ、無能と称されていて、球団も助っ人外国人が活躍できていないことを考えると、何らかの対策や対応がされても良いかな、と思います。
いずれにしても、山本デービッド氏は井口資仁監督なしでは、生きていけない状態にあると言っても過言ではありません。
デビ山と山室球団社長について
まさに井口資仁監督について回る、山本デービッド氏とも言えますが、山室球団社長はこの山本デービッド氏についてどう思っているのでしょうか。
近年の助っ人外国人の獲得については、松本球団本部長が直接獲得調査に赴いたりしていることから、山本デービッド氏に頼らない外国人助っ人の獲得を進めているようです。
また、日本球界の実績がある外国人の獲得に球団フロントが動くケースも増えていることから、山本デービッド氏を排除しようとしているのかもしれません。
球団としては、黒字経営を維持するためにも、無駄なコストをカットしていくことになるでしょうから、山本デービッド氏については、何らかの処遇がされる可能性もあるでしょう。
現在のポジションでは、優秀な外国人選手を獲得することしか、山本デービッド氏のポジションを守ることができないでしょうから、
現在の生活を続けたいのならば、一人でも多くの優秀な外国人選手を連れてきてほしいですね。