北海道日本ハムファイターズの未来のキャッチャーを担うであろう若手の清水優心選手。
今シーズンの正捕手獲得の為に自主トレに励んでいた矢先、腰の怪我で手術をすることになった。
どれくらいで復帰できるのか?一体どのような怪我なのか?
気になる部分が多いと思うので、まずはプロフィールをご紹介していこうと思う。
清水優心 プロフィール(経歴,成績)
出典:https://www.fighters.co.jp/team/player/detail/2016_10.html
名前:清水優心
出身地:山口県大島郡周防大島町
身長:185センチ
体重:88キロ
経歴:九州国際大附属高校-北海道日本ハムファイターズ
清水優心選手は山口県出身のプロ野球選手である。
野球との出会いは小学校2年生の時。その時はソフトボールであったが、当時からキャッチャーを務め、その後の野球人生も捕手一筋を貫く。
中学ではボーイズリーグの『岩国ボーイズ』でプレーし、その後全国屈指のスポーツ強豪校である九州国際大学附属高校に進学。
高校進学後、いきなり1年生の春からレギュラーを獲得し、2年の秋には主将としてチームを牽引。甲子園出場は果たせなかったものの、高校通算35本塁打を記録し、その能力を認められ2014年ドラフト会議にて北海道日本ハムファイターズから2位指名を受け入団。
日ハム入団後はファームで能力を磨き、2年目のフレッシュオールスターではイースタンリーグの選抜メンバーに選ばれ、同年にはプロ初安打を記録。
着実にプロの世界に順応してきていたが、先日椎間板ヘルニア及び嚢腫の手術を受けたことを発表。
清水優心 ヘルニア手術
昨年は86試合に出場し、今シーズンは北海道日本ハムファイターズの正捕手候補の筆頭株であったのだが、今月23日に日本ハムから以下の発表があった。
北海道日本ハムファイターズの清水優心選手が1月23日(水)、徳島県徳島市内の病院で「腰椎椎間板ヘルニア及び嚢腫の手術(PED法)」を受け、無事に終了しましたので、お知らせいたします。ゲーム復帰まで3ケ月の見通しです。
2月からシーズンに向けてのキャンプが始まり、そのまま4月の開幕という流れの中、その目前で怪我と手術というのは個人としてもチームとしても痛手であろう。
しかもキャッチャーというポジションでありながら、腰のヘルニアの手術というのは致命的な怪我にもなりかねないだろう。
しかし、捕手というポジションほど、腰に悪い動きをするポジションはないだろう。
ボールを捕球するたびに立って座ってという屈伸運動を繰り返し、常に中腰で姿勢を維持しなければならないため、腰や膝は自然と悪化してしまうのだろう。
ただ清水選手の場合、まだ22歳という若さであり且つ手術も成功したので、心配はないだろう。
清水優心 復帰時期
球団からのオフィシャル発表の通り、手術は無事に成功し、ゲーム復帰には3ヶ月を要するそうだ。
その場合、順調に行けば復帰時期は5月のゴールデンウィーク頃になるだろう。
焦って治すと再発する可能性があるので、清水選手には焦らずしっかり完治するまでゆっくりと調整してほしい。
夏前に完治していれば、オールスター戦以降の後半戦では貴重な戦力になる。
若い時は試合に出たい欲や多少痛くても無理してしまうこともあるが、捕手として大事な身体の一部である『腰』はきちんと治して戦線復帰してほしい。
清水優心 開幕間に合うか?
前述した通り、ゲーム復帰には3ヶ月掛かると発表があった為、開幕戦には物理的には間に合わないだろう。
厳しいプロの世界において、空いたポジションには代わりはいくらでもいる。
開幕戦では清水選手以外の選手が捕手を務めるだろうが、清水選手は復帰した後そのライバルを蹴落とせばいい話だ。
まずは怪我を完治させることが懸命である。
清水優心 手術の病院や医者について
清水選手のヘルニア手術は徳島市内の病院で行われたが実施病院や担当医師の発表はされていない。
プライバシーの厳しい病院では、そのような情報は流さないのが通説なので仕方ない。
とにかくまだまだ若手有望株であり、未来のファイターズを引っ張る存在である清水選手には、怪我から復帰して頑張ってほしい。
2020年の東京オリンピックでも野球が競技復帰することもあり、個人的には日本代表キャッチャーになるほどの活躍を期待したい。
清水選手を知らない人は、今のうちに覚えていて損はないだろう。