千葉ロッテマリーンズ

荻野貴司(ロッテ)怪我の復帰はいつ?クライマックスは?岡大海との打順ポジション争いも注目!!

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“幕張の韋駄天”との異名を持つ、千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手。
球界トップクラスの俊足外野手で、颯爽とグランドを駆け回る姿と端正な顔立ちで、男性のみならず、女性のファンも多い選手です。

バッティングも短く持ったバットからシュアな打撃を見せ、時よりホームランも放つ、意外なパンチ力も武器としています。

毎年怪我に悩まされ、今年も怪我による離脱をしていますが、千葉ロッテがクライマックスシリーズに進出するためには欠かせない選手で、1日も早い復帰が待たれます。

以下では、そんな荻野貴司選手をご紹介していきます。

荻野貴司選手のプロフィール・経歴とこれまでの成績は?

荻野貴司選手は1985年10月21日生まれの32歳です。
奈良県の出身で、地元の郡山高校に進学し、3年生の夏の大会では、奈良県大会の準優勝に貢献しました。
高校卒業後、関西学院大学に進学、大学卒業後は2008年にトヨタ自動車へ入社した後、
2009年、24歳の時にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズから指名を受け、入団しました。

入団後からは、キャンプ・オープン戦で自慢の俊足をアピールし、2010年の開幕スタメン入りを果たしました。

その後も開幕から出場46試合で25盗塁を記録、平凡なショートゴロも快足を飛ばしてセーフにしてしまうなど、
球界に衝撃を与えるプレーを続けていましたが、シーズン序盤で右膝を負傷
2010年の新人王当確との評価もされていましたが、同年中の復帰は叶いませんでした。

守備位置は主に外野を守っていますが、2011年には、前年までショートのポジションで活躍していた、西岡剛選手(現阪神)のメジャー移籍に伴い、ショートへコンバートされましたが、
その年にも怪我を負い、本人の負担を減らすために、外野へ再コンバート。

それからは主にセンターのポジションを守っています。

バッティングでは、近年はやや粗さや好不調が目立っていましたが、
2010年、荻野貴司選手のルーキーイヤーにバッティングの基礎を作り、活躍を支えた金森栄治打撃コーチが今年から千葉ロッテに復帰し、荻野貴司選手も堅実な打撃を取り戻しています。

ちなみに荻野貴司選手は強靭な肉体の持ち主としても知られ、その体脂肪率は数%とも言われています。

近年では食生活の改善も行い、グルテンフリーの食事も取り入れ、身体の内面へのケアも行い、なんとか怪我による故障を防ごうと努力しています。

荻野貴司選手は、度重なる怪我に悩まされながらも、自慢の快足を武器に、活躍をしています。

<通算成績(2010年~2017年終了時点)>
出場試合:528試合
打率….267(1735-464)
本塁打…19
打点…133
盗塁…153
盗塁成功率….879

特筆すべきはなんと言っても、盗塁数と盗塁成功率です。
通算528試合で153個の盗塁を記録していますが、これは約3試合に1個のペース。
ルーキーの年には、1.8試合に1個のペースで盗塁していました。
盗塁王が記録する盗塁数は例年40~50盗塁ですから、
荻野貴司選手が143試合フル出場すれば、47盗塁できる計算になります。

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また、盗塁成功率も非常に高く、
通算150盗塁以上記録している現役選手の中で、No.1の盗塁成功率を誇っています。(2017年終了時点)

「怪我さえなければ…。」
千葉ロッテファンのみならず、プロ野球ファン全体から、
毎年そんな声が向けられる荻野貴司選手ですが、
なんとかフル出場を達成し、盗塁王のタイトル獲得を期待されています…!

荻野貴司選手は2018年も骨折による怪我で出場登録抹消中…

2018年の荻野貴司選手は、開幕から「1番センター」に座り、活躍していました。
7/9時点で打率.287 20盗塁を記録し、自身初となるオールスター出場も予定していましたが、
しかし、7/9の埼玉西武ライオンズ戦で空振り三振に倒れた際に、投球を右手に受け、負傷。
診断の結果、右手人差し指の骨折と診断され、出場登録を抹消、夢のオールスターも欠場となってしまいました…。

それまで全試合出場を続けていた荻野貴司選手の離脱は大きく、
チームとしても、荻野貴司選手の離脱後、1番という打順とセンターのポジションを固定出来ず、
チーム全体の調子も下がりつつあります。

今年も怪我に泣かされてしまった荻野貴司選手。1日も早い復帰が待たれます。

荻野貴司選手の復帰時期はいつ?

右手人差し指の骨折と診断された荻野貴司選手ですが、
怪我後の報道では全治2ヶ月の見込みとされています。

怪我をしたのが7/9なので、単純計算で9/9の復帰、となりますが、
右投げの荻野貴司選手にとって、右手人差し指は、ボールを投げるためには欠かせない指。
骨がくっついて完治と診断されても、怪我中に行えていなかった送球する動作のリハビリを行う必要があります。
また、バッティング時にもボールがバットに当たったときには、時より、大きな振動が手指に加わります。
そうした振動にも耐えられるほどの完治を目指すのであれば、復帰はやや長引く可能性もあります。

指の骨が癒えて、リハビリを行って、2軍の試合に出場し、試合勘を取り戻してからの復帰の工程を考えると、9月中に復帰するできるかも…と考えたほうが良さそうです。

9月といえば、プロ野球はペナントレースも終盤の時期です。
千葉ロッテも、なんとかクライマックスシリーズ進出を狙える位置にいるため、
この位置を守れていれば、荻野貴司選手の復帰はチームにとって大きな戦力となります。

荻野貴司選手の1日も早い復帰が待たれます…!

荻野貴司選手はクライマックスシリーズまでに間に合う!

期待を込めて断言しましたが、荻野貴司選手が9月中に戻ってくることができれば、
10月上旬から行われるクライマックスシリーズへの出場は間に合います。

チームがクライマックスシリーズ進出できなければ、無理をさせず来季に向けてしっかりと治療をするという方針になると考えられますが、
クライマックスシリーズ進出すれば、多少無理をさせてでも、「1番センター」の核弾頭として、復帰させることも考えられます。

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昨年は9月~10月にかけて月間打率.346 15盗塁を記録し、大活躍しました荻野貴司選手。
同様の活躍を今年も期待したいです!

荻野貴司選手の穴埋めに日ハムから岡大海選手が入団!荻野貴司選手復帰後のポジション・打順はどうなる?

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引用元:auone

千葉ロッテは荻野貴司選手が怪我によって離脱した後、
日本ハムからトレードによって、荻野貴司選手と同じ外野手の岡大海選手を獲得しました。
岡大海選手も荻野貴司選手同様、俊足が持ち味で、走攻守三拍子揃った選手として他球団からも注目されていました。

岡大海選手は、千葉ロッテ入団直後から1軍に合流し、荻野貴司選手に代わってセンターのポジションでスタメン出場もしています。
8/21の埼玉西武ライオンズ戦では、15球粘った後に値千金の同点タイムリーを放ち、
ロッテ球団50周年記年試合に白星をもたらす大活躍をしました。

とはいえ岡大海選手は打撃面においてはまだまだ粗さが目立ち、荻野貴司選手ほどの確実性が備わっていないため、やや不安を残しています。

現在、金森栄治打撃コーチのもとバッティングフォームの改善を行い、
徐々に成果が出てきている段階ではありますが、しばらくは他選手との併用での出場も考えられます。

荻野貴司選手が復帰した後も、岡大海選手は1軍に残ると思いますが、
岡大海選手が現状のままであれば、センターのポジションは荻野貴司選手になると思います。

ただ荻野貴司選手復帰後も、守備面で大きな貢献ができる岡大海選手は、
現在角中勝也選手が守っているレフトのポジションでの出場も考えられます。

角中勝也選手はリーグ屈指の巧打者で、本人もかねてから指名打者での出場を望んでいることからも、
角中勝也選手は指名打者の出場となりそうです。

荻野貴司選手復帰後の予想スタメンは以下になると思います。

1(中)荻野貴司
2(遊)藤岡裕大
3(二)中村奨吾
4(一)井上晴哉
5(指)角中勝也
6(三)鈴木大地
7(左)岡大海
8(捕)田村龍弘
9(右)平沢大河

荻野貴司選手離脱後、千葉ロッテの外野陣はやや不安のある状態となっていましたが、
岡大海選手の加入と荻野貴司選手の復帰でかなり強固な守備陣となりそうです。

荻野貴司選手の過去の怪我はどんな怪我?

プロ入り後、度重なる怪我に悩まされている荻野貴司選手ですが、
その怪我についてまとめてみました。

2010年 右膝外側半月板損傷(盗塁時に負傷、全治2ヶ月)
2011年 右膝関節負傷(走塁時?に負傷、復帰まで1ヶ月半)
2011年 右膝関節再手術(リハビリ中に再手術、同年中の復帰絶望)
2013年 腰痛(開幕出遅れ、5月に復帰)
2014年 左肩関節窩骨折(走塁時に負傷、全治約5ヶ月)
2015年 左大腿二頭筋肉離れ(走塁時に負傷、全治6~8ヶ月)
2016年 左内腹斜筋肉離れ(練習時に負傷、全治4~6週間)
2016年 右大腿二頭筋肉離れ(全治3週間)
2018年 右手人差し指骨折(全治2ヶ月)

2017年には「怪我が0になるように」という意も込めて、背番号を0に変更した荻野貴司選手。
その決意もあってか、2017年はプロ入り後初めて怪我による欠場なくシーズンを過ごしました。(不調での2軍落ちあり)

2018年は不慮の負傷という悲運もありましたが、チームがクライマックスシリーズ進出するためには、
絶対に必要な戦力として期待をされている荻野貴司選手。

荻野貴司選手の応援歌はプロ野球界の中で、人気のある応援歌の一つとして知られ、
応援歌が流れれば、球場の雰囲気すらも変わるくらいです。

応援歌の歌詞にもあるように、ホームまで駆け抜ける姿を1日でも早く見たい…。
ファンからの期待も大きい、荻野貴司選手の復帰が待たれます!

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