2019年、前年5位からの上昇を狙う千葉ロッテマリーンズは「マウエ↑」のスローガンを掲げるも、惜しくもAクラスを逃し、3位という結果となりました。
そんな千葉ロッテマリーンズの指揮を執るのが、2020年に就任3年目となる井口資仁監督。
福岡ダイエーホークス時代の人脈も活かし、千葉ロッテマリーンズを徐々に「井口色」に染め上げ、
2019年オフには、球団史上初となるFA宣言選手を1シーズンに複数人獲得するという大型補強を行いました。
2020年で契約最終年となる井口資仁監督。球団は中長期的な契約を視野に入れていますが、リーグ優勝からは15年ほど遠ざかっている状況。
今季こそ優勝を本気で目指している千葉ロッテマリーンズですが、今回はその千葉ロッテマリーンズの指揮を執る井口資仁監督の家庭事情について紹介していきます。
井口資仁監督(千葉ロッテマリーンズ)のプロフィール・出身地・経歴・成績について
引用:MLB NEWS
井口資仁監督は、1974年12月4日生まれの45歳(2020年1月現在)。
身長178cm、体重91kgで、今ではやや恰幅の良い監督、という印象です。
東京都田無市(現・西東京市)出身で、小学校中学校と地元東京で過ごしてきました。
高校は東京の強豪・國學院久我山高校に進学し、高校時代は、ショートのポジションで活躍しました。
2年生の夏の大会では、3番・ショートで全国大会に出場しましたが、自身が3年生の時には、春夏通じて甲子園大会への出場はかないませんでした。
高校卒業後は、青山学院大学に進学。
高校時代から守り続けていたショートのポジションで、1年生のリーグ戦から早くも試合に出場しました。
4年生の春からはチームの主将に就任し、アトランタオリンピックには日本代表として出場。
大学でも全日本大学野球選手権大会で優勝するなど、輝かしい成績を残しました。
個人成績でも東都大学野球リーグで史上唯一となる三冠王や、リーグ記録である1シーズン8本塁打を記録しました。
プロからの注目も多く集めた結果、1996年のドラフト会議にて、福岡ダイエーホークスを逆指名し1位で入団することになりました。
プロ入り後、オープン戦で捻挫を発症したことで、開幕1軍入りは叶いませんでしたが、それでも順調に回復を見せた井口資仁選手は5月にプロ初の1軍出場を果たしました。
そしてその初出場の試合のプロ初打席で初安打、続く3打席目ではプロ初本塁打が満塁本塁打、初打点を記録し、鮮烈なデビュー戦となりました。
しかし、プロ入り1年目は打撃に確実性を欠き、打率が低迷。下位打線での起用がメインでした。
プロ2年目も低打率が続き、9番での起用が多く、打率の結果はリーグ最下位という低打率でしたが、本塁打は12本放つなど、自慢の長打力を発揮。
プロ3年目も変わらず、低打率が続きましたが、勝負強さを発揮し、レギュラーの座はしっかり掴んでいました。
プロ4年目には左肩を負傷し、手術を行うなど、不運なシーズンとなりました。
このとき、験を担ぐように、登録名を本名の「井口忠仁」から「井口資仁」へ変更しました。
登録名を変更したプロ5年目、ポジションをセカンドに移した井口資仁選手は、大きく成績を飛躍させ、打率も上昇。
本塁打は30本塁打を記録し、このシーズンの目標であった盗塁王を44盗塁という記録で達成しました。
この年に行われたワールドカップにも日本代表として選出され、3番・セカンドのポジションで活躍しました。
プロ5年目、やや成績を落とし、低迷。
プロ6年目には、打率が急上昇。自身初の3割となる.340を記録し、本塁打も27本、打点109打点と、チームのリーグ優勝に大きく貢献。
日本シリーズでは2本塁打を放ち、優秀選手に選ばれました。
プロ7年目も、打率3割と20本塁打を2年連続で達成し、前年から続いた球団との一部確執により、自由契約を選択した井口資仁選手はメジャーリーグへの挑戦を行うこととなりました。
メジャーリーグではシカゴ・ホワイトソックスに入団を果たし、開幕戦から2番・セカンドとして出場。
2戦目で早くもメジャー初ヒットを放ち、初盗塁も記録しました。
開幕から1ヶ月後には、メジャー初本塁打を記録し、当時の監督が掲げた「スモール・ボール」を体現した井口資仁はレギュラーの座を獲得。
打率は3割に満たないながらも、勝負強さを随所に発揮し、ポストシーズンでも本塁打を放つ活躍を残しました。
そしてチームは見事ワールドシリーズに出場し、優勝を果たしました。
結果、新人ベストナインにはセカンドのポジションで選出され、見事なメジャー1年目を飾ることとなりました。
メジャー2年目もチームに献身的な活躍を見せ、打率.281、18本塁打の記録を残しました。
当時の監督からは、そのチームへの献身的な姿勢を大変評価しており、我慢をさせてしまって申し訳ない。といった旨の言葉を送られました。
その後は自身の怪我などもあり、ホワイトソックスからフィリーズへ移籍。
またフィリーズからパドレス、そしてフィリーズへの復帰など、チームを転々としましたが、レギュラーの座を確保することは難しく、メジャーリーグの厳しさを味わうこととなりました。
そして2009年、千葉ロッテマリーンズに電撃移籍を果たし、日本球界へ復帰することとなりました。
この年には、自身があまり経験することがなかった4番を主に務め、全打席本塁打を達成することとなりました。
翌2010年には、トリプルスリーを目標としましたが、結果、盗塁は2に終わりました。
しかし、打撃では勝負強さを発揮し、高い得点圏打率をマーク。
クライマックスシリーズではリーグ3位から見事日本シリーズ出場を果たし、その勢いで日本一を達成しました。
2011年からは、統一球の影響もあり、成績は降下。
2013年に復活を果たし、ファーストのポジションも守った井口資仁選手は、打率.297、23本塁打を放ちました。
その後は晩年の影響もあり、ファーストでの出場が多くなり、スタメンを若手に譲ることも多くなりました。
そして2017年、パ・リーグ最年長選手となったこの年に、現役引退を表明。
引退試合では、9回の打席に同点本塁打を放ち、有終の美を飾りました。
現役引退後の翌年から千葉ロッテマリーンズの監督として就任。
就任1年目は、球団初のパ・リーグ全球団負け越しという屈辱を味わい、5位。
翌2年目の2019年シーズンは、首位ソフトバンクに大きく勝ち越しをするものの、最下位となったオリックスに大きく負け越しをするなど、
不安定なチーム状況が続き、前年から順位を1つあげる4位止まりの成績となりました。
なんとかAクラス、そして優勝を目指すために、福岡ソフトバンクホークスからFA宣言した福田秀平選手、東北楽天ゴールデンイーグルスから同じくFA宣言した美馬学投手を獲得。
チームの精神的支柱である鈴木大地選手、そしてロッテで最多勝も獲得した涌井秀章投手をトレードで放出するなど、まさに「血の入れ替え」を行った2020年シーズン、井口資仁監督の手腕が試されるシーズンを迎えることとなります。
井口資仁監督はフィリピンとのハーフ?
引用:CYCLE
井口資仁監督を見ると、色黒で大きく二重の目、とても日本人とは思えないほどの顔立ちをしています。
野球に詳しくない人が井口資仁監督を見たら、アジア系のハーフであると思ってしまうのではないか、というほどの顔立ちです。
そんな井口資仁監督には、昔から「フィリピンとのハーフではないか」との噂が立っています。
野球好きな人はもうおわかりかと思いますが、井口資仁監督は、紛れもなく、生粋の日本人なのです。
間違えてしまっても無理はないかな、という顔立ちですが、男らしくもあるあの顔立ちは、かっこいいですよね。
井口資仁監督は井口明日美と離婚していた?
引用:パ・リーグ インサイト
井口資仁監督が現役引退後にスクープされたのが、妻であった井口明日美との離婚問題でした。
週刊文春のスクープによって、この離婚は報じられましたが、離婚は井口資仁監督の不倫によるものとされ、現役中にすでに引退をしていたそうです。
引退試合に「家族」として来ていたのは、すでに「離婚後」の家族であり、公にはされていない情報でした。
球団も隠すつもりはなかったようですが、この情報が明るみに出ることはなかったため、後にこの離婚報道が報じられたときは、引退試合に「元」家族を招いたことを批判するような意見も多く見られました。
そして、井口資仁監督の不倫によって離婚したという事実は、井口資仁監督のイメージを大きく落とすこととなり、一時は球団にも暗い雰囲気が立ち込めました。
それでも、現在はこの離婚・不倫問題が語られることは少なく、すっかり「過去のこと」とされてしまっているようです。
ちなみに千葉ロッテマリーンズに所属した選手は、意外と不倫・浮気といった内容で報じられるケースが多く、井口資仁監督までもそうであった、ということだったそうです。
井口資仁監督の再婚相手は奥濱杏奈?
引用:文春ONLINE
気になる井口資仁監督のその後ですが、なんと井口資仁監督は離婚後に、その不倫相手と結婚をしたそうです。
なんでもお相手は、ミス沖縄にもなった方で、お名前は「奥濱杏奈」さんというそうです。
沖縄といえば、千葉ロッテマリーンズのキャンプ地が石垣島ですから、もしかすると、現役時代にこのキャンプ中に知り合った方なのかもしれませんね。
さらに千葉ロッテマリーンズは、この石垣島でのキャンプ期間を2019年シーズンから短くしており、2次キャンプ地として沖縄本島で行うようになっています。
そして将来的には、沖縄本島へのキャンプ地変更を計画しており、もしかすると、この井口資仁監督の今の奥さんが影響、関係しているのでは、と勘ぐってしまうほどです。
井口資仁監督はこれからも長期政権を握ることが確実視されているだけに、この想像は真実であるかもしれませんね。
詳しいことは下記記事に記載していますので、こちらもご覧ください。
井口資仁監督には子供が3人?家族はどうなっている?
引用:MATOMEDIA
井口資仁監督にはお子さんが3人いる、という噂があるようですが、現在わかっているのは、元妻との間に産まれた長女と長男の二人のお子さんのみです。
長女の琳王(りお)さんは、井口資仁監督の引退試合の始球式の際に登場され、今年で20歳になるそうです。
その他、引退試合のセレモニーには、息子さんと思われる方も花束贈呈を行っていました。
今のお子さんとのお子さんについては、極秘入籍と報じられただけに、その詳細については不明です。
今の奥さんは18歳年下、ということで現在27歳。これから子宝に恵まれることもあるでしょうし、もしかすると、もうすでにご出産されている可能性もありますね。
プライペートでは、ちょっとイメージダウンにもつながるような報道もあった井口資仁監督。
選手からは厚い信頼を得ているだけに、2020年シーズンはぜひ優勝を勝ち取り、不穏な噂も吹き飛ぶぐらいの指揮を執ってほしいですね!