2018年も、圧倒的な本塁打不足に悩んだ千葉ロッテマリーンズ。
来年はホームランラグーンも設置され、本塁打の増加が期待されるところですが、そんな千葉ロッテに早くも2019年の新外国人選手の獲得が発表されました。
千葉ロッテマリーンズが獲得した選手とは、メジャーリーグ・ツインズでプレーしている、
ケニス・バルガス選手です。
11月6日、千葉ロッテマリーンズの公式ツイッターで、突如新外国人の獲得発表が告知され、その後すぐにケニス・バルガス選手との契約合意が発表されました。
メジャーリーグ仕込みの打球で、新生ZOZOマリンで多くのホームランを期待したいところですが、今回は、ケニス・バルガス選手の経歴やプロフィールなどについてご紹介していきます。
ケニス・バルガス選手のプロフィール・経歴・成績は?
引用元:Twitter
ケニス・バルガス選手は、1990年8月1日生まれの28歳(2018年11月現在)。
右投両打、身長196cm、体重133kgのとても大柄な選手です。
高校卒業後、2009年にミネソタ・ツインズと契約し、プロ入りを果たしました。
2011年までルーキーリーグで出場し、2012年から2014年途中までマイナーリーグで出場。
そして2014年途中にメジャーリーグデビューを果たしました。
メジャーデビュー後は、指名打者や一塁手として出場を重ね、53試合で打率.274 9本塁打を記録するなど、自らの野球人生において、大きな一歩を踏み出しました。
その後は不振などもあり、メジャーリーグとマイナーリーグを行ったり来たりするシーズンを過ごしました。
2017年のWBCにはプエルトリコ代表として出場し、準優勝を果たしました。
2018年シーズンは、自身久しぶりのメジャーリーグ出場なしのシーズンを過ごし、今オフ、千葉ロッテマリーンズへの入団が決まり、日本球界への挑戦が決まりました。
ちなみに愛称は「リトル・パピ」。
デビッド・オルティズ選手に似ていることから、オルティズ選手の愛称「ビッグ・パピ」になぞらえて、
「リトル・パピ」と呼ばれているそうです。
ケニス・バルガス選手のポジションは?守備力,走力について調査!
とても大柄な体格であるケニス・バルガス選手ですが、守備に就くとして、どのポジションになるのでしょうか。
アメリカ球界では、主に指名打者や一塁手とし出場していたこともあり、日本でも同様の起用法になりそうです。
千葉ロッテマリーンズには今年台頭した井上晴哉選手が一塁のポジションにいることから、ケニス・バルガス選手の守備力次第では、井上晴哉選手との併用になる見込みです。
守備力については、可もなく不可もなく、といった評価のようですから、日本球界で一塁手として出場を続けるのは、やや難しいかもしれません。
チームの意向としても、打撃に専念してもらい、打撃に専念してほしいと期待されているはずです。
では、走塁はどうでしょうか。
大柄な選手の割には遅くない、という評価のようですが、相対的にはあまり速くない、という評価になるでしょう。
千葉ロッテマリーンズのチーム方針としては、来季も積極的な走塁を心がけるとは思いますが、ケニス・バルガス選手には、大きな当たりを放つ役割を果たしてもらいましょう。
ケニス・バルガス選手の打順は?来季のスタメン予想!
千葉ロッテマリーンズへの入団が決定したケニス・バルガス選手ですが、打順はどこになるか、予想してみます。
2019年の千葉ロッテマリーンズは以下のようになる予想です。
1 中 荻野貴司
2 右 平沢大河
3 二 中村奨吾
4 一 井上晴哉
5 左 角中勝也
6 DH ケニス・バルガス
7 三 安田尚憲
8 捕 田村龍弘
9 遊 藤岡裕大
ケニス・バルガス選手の活躍次第では、打順がさらに上昇する可能性もあると思いますし、逆に安田尚憲選手の成長が著しいようであれば、7番以降への打順の降格も十分にあるかと思います。
まずはオープン戦から。日本野球にどれだけ適応できるかが、開幕オーダーに大きく影響しそうです。
ケニス・バルガス選手は過去に薬物使用?アマダーやナバーロのように出場停止も
ケニス・バルガス選手ですが、どうやら過去に禁止薬物の使用をしたことがあるようです。
それは2011年、ルーキーリーグ時代に禁止薬物使用によって、50試合の出場停止が科せられた過去があるようです。
日本球界での外国人選手による禁止薬物の使用と言えば、楽天のジャフェット・アマダー選手。
アメリカと日本球界の禁止薬物規定もやや違うことから、ケニス・バルガス選手も来日時には気をつけてほしいです。
千葉ロッテマリーンズでいうと、過去にヤマイコ・ナバーロ選手が銃弾を所持していたことから、
銃刀法違反で出場停止となりましたが、シーズン前にネガティブな話題でネットをざわつかせないようにしてほしいですね。
ケニス・バルガス選手の2019年の成績予想!
千葉ロッテマリーンズでケニス・バルガス選手はどのような成績を残すでしょうか。
2019年の成績予想をしてみたいと思います。
ずばり、2019年のケニス・バルガス選手の成績は以下のようになると予想します。
打率 ….230
本塁打…20
打点 …65
以下の動画をご覧いただくとわかるのですが、
とてつもないパワーの持ち主でもあるのですが、低めの変化球にめっぽう弱いとの情報もあります。
日本球界はメジャーリーグ以上に変化球を多用するので、この変化球攻めに対応できれば、
予想以上の成績を残せると思います。
ちなみに2018年、マイナーリーグ3Aでの成績は以下のようです。
打率….240、本塁打…21、打点…73
この成績と同程度は期待したいですね。
ケニス・バルガス選手の年俸は?
ケニス・バルガス選手の2019年の年俸はいくらなのでしょうか。
報道によると、150万ドル、日本円にして1.7億円での獲得となったようです。
これまでのメジャー成績を考えると、やや割高のような気もしますが、年齢もまだ28歳。
右投げ両打ちのパワーヒッターということもあり、球界にとってはとても貴重な存在です。
1年でなかなか結果がでなくても、その翌年の飛躍期待料も込みの年俸と考えれば、良いのかもしれません。
ケニス・バルガス選手自身も、アジア球界への進出を希望していたことから、まさに「相思相愛」の移籍となったケニス・バルガス選手。
メジャー経験者である井口監督のもと、日本野球に早く順応して、千葉ロッテマリーンズの主砲として活躍してほしいですね。